京都11R 秋華賞
◎ダノンファンタジー 1人気 8着 ○カレンブーケドール △パッシングスルー △ブランノワール △ビーチサンバ △シゲルピンクダイヤ
天敵の桜花賞馬グランアレグリアが不在、オークス馬ラヴズオンリーユーも不在、春の実績馬クロノジェネシスがぶっつけで+20kgと余裕残し。ライバル不在の2歳女王ダノンファンタジーに「勝ってください」と言わんばかりのレース。台風豪雨による馬場悪化で差しが決まらない馬場になることが心配だったが、稍重まで回復すれば大丈夫。残る不安は、ダノンスマッシュ、ダノンキングリー、ダノンファンタジーと各カテゴリーの最上級層を手駒に持ちながら今年G1を一つも勝てていないダノンの運のなさだけ。
相手はオークス2着カレンブーケドール。以下、実績の割に人気落ちしているパッシングスルー、ブランノワール、ビーチサンバ、シゲルピンクダイヤまで。本命不動のヒモ荒れ警戒。エスポワールは人気しすぎと思ってる。
レース結果
1. … ⑸ クロノジェネシス 北村 友一 ④ 1:59.9 2. ○ ⑻ カレンブーケドール 津村 明秀 ② 2 3. △ ⒁ シゲルピンクダイヤ 和田 竜二 ⑩ 1 1/2
阪神JF2着、桜花賞3着、オークス3着とずっと惜敗続きだったクロノジェネシスが休み明け+20kgで出走して楽勝。使い減りしてしまう馬だから鉄砲で挑んだことが勝因なのだろうが、この体重大幅増でも勝ててしまうのか。「スレンダー女子好きでデブには厳しい」で有名な私には買えない。恐れ入りました。
2着のカレンブーケドールも力あるね。シゲルピンクダイヤは後方一気が上手くハマって距離克服。逆にダノンファンタジーは正攻法で挑んで距離に対応できずガス欠。ダノンはG1になるとだめだね。格に負けている感じ。
京都11R 京都大賞典
東京11R 毎日王冠
◎ダノンキングリー 1人気 1着 ○アエロリット ▲インディチャンプ
有利な斤量54kgで出られる3歳ダノンキングリーが本命。同距離同コースの共同通信杯を楽勝していて、距離短縮も血統的にプラス。前に行けるので「開幕週で前を捕まえられず」リスクも少ない。秋の盾への試金石。同世代の皐月賞馬サートゥルナーリアが古馬相手にどれだけ通用するかの物差しにもなる。
相手は昨年Vのアエロリット。ヴィクトリアマイルで凡走、安田記念で僅差の2着、休み明けの毎日王冠は昨年と全く。開幕週で逃げ馬有利も昨年よりは相手が強い。インディチャンプはやや余裕残しの馬体も東京コースは3戦3勝。
レース結果
1. ◎ ⑼ ダノンキングリー 戸崎 圭太 ① 1:44.4 2. ○ ⑶ アエロリット 津村 明秀 ② 1 1/4 3. ▲ ⑷ インディチャンプ 福永 祐一 ③ 1 1/4
1人気ダノンキングリーがまさかの出遅れスタートも、直線向いてからは抜群の瞬発力でゴボウ抜き。慌ててまくったりせず落ち着いてレースできたのが勝因。少頭数で捌きやすかったのもある。人気通りのガチガチ決着。
速いペースで逃げたアエロリットが2着。一度は先頭を譲ったインディチャンプを内から差し替えしたので力は見せた。次はどこに出るのかな。関東以外だと成績悪いからな。インディチャンプはまだ馬体に余裕があった。良くなるのは叩いてから。ペルシアンナイトは実力は出せている。もうG1では苦しいかも。
中山11R スプリンターズS
◎ダノンスマッシュ 1人気 3着 ○リナーテ ▲タワーオブロンドン
昨年夏以降から全てスプリント戦を使ってスペシャリストとして歩んできたダノンスマッシュが本命。スプリント戦では高松宮記念以外はオール連対と安定感抜群。今年は函館スプリントS禁止薬物大量除外騒動に巻き込まれたものの、出直し初戦のキーンランドCは快勝。高松宮記念を取りこぼした年のスプリンターズSを勝ってから連戦連勝を重ねた父ロードカナロアと同じ軌跡を辿れるかどうか。
相手は実績ならタワーオブロンドン だが、前走は中1週でメイチに仕上げてサマースプリント王者を狙いにきたレース。上積みは疑問。キーンランドCでも◎に負けているし。余力でどこまでやれるかだが、こういう「勢いでもう一丁!」で挑んできた馬は得てして3着に敗れるもの。間に入る馬を考えた方がいい。
となれば、リナーテだろう。サトノダイヤモンドの半妹、父がステイゴールドに変わったらなぜかスプリンターになってしまった。京王杯スプリングCはレコード駆けしたタワーオブロンドンと差のない2着、キーンランドCでも上位2頭と互角のレースができている。馬連、馬単、三連単(印の順通り)で増税対策!
レース結果
1. ○ ⑻ タワーオブロンドン C.ルメール ② 1:07:1 2. … ⑺ モズスーパーフレア 松若 風馬 ③ 1/2 3. ◎ ⑵ ダノンスマッシュ 川田 将雅 ① クビ
タワーオブロンドン、モズスーパーフレアの前半32.8秒マイペース逃走をゴール前で捕らえて余裕のG1初制覇。サマースプリント王者からスプリント王者まで駆け上がった。大量除外でスカスカメンバーだった函館スプリントSで3着敗退した頃とは別馬だね。まあルメールが上手かった。内枠ダノンスマッシュを内に閉じ込めて、ライバルが大外に出すまでスパートさせなかった好騎乗。同厩舎で先約あったグランアレグリアが間に合わずルメールが戻ってきたのもツキがあったわね。
モズスーパーフレアは自分のレースに徹しての2着。ダノンスマッシュは直線の進路選択でスパートが遅れたのが全て。内枠が仇。前哨戦には強いけどG1になると勝負弱い馬なのかもしれない。「ダノン・ロンドンの馬連を買うと1着3着になりそう」という予想だけはドンピシャでしたね。払い戻しはゼロですが。
ノーガードで消費税増税を迎えます。
阪神11R 神戸新聞杯
◎ヴェロックス 2人気 2着 ○サートゥルナーリア
皐月賞1,2着の再戦濃厚。皐月賞は進路妨害してサートゥルの辛勝、ダービーは前が止まらない特殊馬場もあったがヴェロックスが半馬身先着。スタミナが問われやすい阪神12ハロンではヴェロックスの方がやや上に思える。
手を広げても儲からないので馬単1点で。
レース結果
1. ○ ⑶ サートゥルナーリア C.ルメール ① 2:26.8 2. ◎ ⑸ ヴェロックス 川田 将雅 ② 3 3. … ⑻ ワールドプレミア 武 豊 ③ 1 1/4
サートゥルナーリア、4コーナー先頭から大楽勝。超スローペースを2番手で折り合えるなら距離に不安なさそうだから菊花賞も克服できそうだけど出ないの確定しているのよね。そして、秋の天皇賞は同じルメール主戦のアーモンドアイ(天皇賞、香港カップ)がいるから出ないと。次走は消去法でジャパンCか。
一方、香港は昨今のデモ激化で国際レース中止の可能性もある。香港中止でアーモンドアイがジャパンCに回ったら、サートゥルは玉突きで有馬記念に回すのかな。何れにしても戦歴傷つけないためにレース選択するの冷めるね><