東京11R ヴィクトリアマイル
◎レッドオルガ 3人気 11着 ○アエロリット ▲デンコウアンジュ
東京マイルに滅法強いエリモピクシー一族レッドオルガから。昨年は全姉のレッドアヴァンセがこのレースで3着好走。この馬自身も左回り芝では9戦走って着外1回だけの生粋のサウスポーで、今年の東京新聞杯でインディチャンプと0.1秒差の1:32.0で駆け抜けた。過去5年で勝ち時計が1:31秒台のハイレベル決着になったのはストレイトガールが連覇した2年だけ。今年の小粒メンバーなら、東京新聞杯と同じ時計で走れれば頭まである。
相手は昨年の安田記念で落鉄しながら2着したアエロリット。気性的にも休み明けを苦にする馬ではない。穴はデンコウアンジュ。ここ3走は安定している。特に前走福島牝馬Sでの勝ちっぷりが素晴らしかった。2年前に2着激走経験あり。リピーターが強いのがヴィクトリアマイルの伝統でしたね。
レース結果
1. … ⑷ ノームコア D.レーン ⑤ 1:30.5 (R) 2. … ⑼ プリモシーン 福永祐一 ④ クビ 3. … ⑶ クロコスミア 戸崎圭太 ⑪ 1/2
ダミアンレーンが連日の重賞制覇、連日のレコード勝ち。アーモンドアイ世代女子が鬼の居ぬ間に初G1制覇。ノームコアはマイル2戦目でこの時計。昨日のタワーオブロンドンもそうだが、東京芝は時計が速すぎませんかね。
アエロリットは最後まで押し切れそうな流れだったが、スタート直後にアマルフィコーストを交わすのに苦労した分、最後は余力がなくなってしまった感じ。それでも、自身は1分30秒台で走っているので責められない。勝った馬を褒めるべき。