中山11R 皐月賞
◎サトノフラッグ ○サリオス
無敗の朝日杯FS馬と無敗のホープフルS馬が共にぶっつけ本番で初対決。サリオスは父ハーツクライの晩成血統で朝日杯の勝ち時計は阪神ジュベナイルF(レシステンシア=桜花賞2着)よりも遅かったが、2着に負かしたタイセイビジョンは昨日のアーリントンCを完勝。サウジアラビアRCで負かしたクラヴァシュドールもチューリップ賞2着、桜花賞4着と主役級の活躍。負かした相手は弱くない。
一方、コントレイルは父ディープインパクトのクラシック血統だが、ホープフルSで2着に下したヴェルトライゼンデはスプリングSで伏兵相手に完敗、3着ワーケアも勝ち切れていない。ホープフルSも東京スポーツ杯ほどの衝撃はなかったし、広い東京コースでこそのタイプにも映る。皐月賞に限ればサリオスの方が上と見る。
本命は弥生賞を完勝したサトノフラッグ。弥生賞は本番と同じコース・同距離にも関わらず、ここ数年は皐月賞に直結していない(共同通信杯からの直行がブームになりすぎた)が、久々に本番でも通用しそうな馬が出現した。重馬場は前走で克服済み。無敗の2頭がともに休み明けなら、一番の安全牌はこちらではないのか。この馬も父ディープインパクトのクラシック血統である。単勝と馬単で。