オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

東京10R  第5回ジャパンカップダート  ダ2100m

ジンクライシス    7人気 3着
アドマイヤドン
トータルインパクト
ヴォルテクスタイムパラドックス*1


相変わらずアドマイヤドンの一本かぶりだが、本当にそこまで堅いレースだろうか。最内枠のナイキアディライトが逃げ宣言、逃げたいユートピアは3枠5番、いつも逃げてしまうローエングリンが大外枠。おそらく、行くのは石崎隆之だろう。それにローエングリンがどこまで競りかけていくのか。ユートピアは鞍乗がデムーロだし、今回は3番手からの競馬になるのかな。いずれにしても、アメリカ型のハイペースになるだろう。





本命 ジンクライシス (55kg 蛯名正義
昨年の勢いのないアドマイヤドンを差し置いて、若きダートの猛者の素質に期待する。ダートでは8戦して8連対。やや勝ち味に遅いところはあるものの、どんな強敵相手でも大崩れしないのは大きな魅力。1400mを使ってきた直後だけに陣営は折り合い面を心配しているが、上記したように空前のハイペースが予想されるため、特に心配する必要はない。枠順も理想的。大金星も夢ではない。1着、2着、3着。


対抗 アドマイヤドン (57kg 安藤勝己
JBCは3連覇できても、JCDは3年連続で取り逃す」というのが僕の結論。昨年はそれこそ飛ぶ鳥を落とす勢いだった。エルムS(7馬身)、南部杯(4馬身)、JBCクラシック(3馬身)と勝ってきて、“本番”ではハナ差の2着。しかし、今年は少し事情が違う。帝王賞はハナ差の辛勝、南部杯はまさかの敗戦、JBCクラシックも3/4馬身差。“勢いを失った”日の丸エースに、単勝1.3倍の支持は重荷でしかない。2着固定。


単穴 トータルインパクト (57kg スミス)
アメリカ型のハイペースになるならば、アメリカ馬を忘れてはいけないだろう。ダート実績は文句なし、人気になるのも頷ける。昨年の覇者フリートストリートダンサーに勝ってるのも、支持を集める要因なんだろう。ただ、この馬も勝ち味に遅い面があるため、「勝つ」となるとどうなのかという一掃の不安は残る。1着、2着、3着。


連下 ヴォルテクス (57kg ファロン)
重い印をつけた3頭が3頭とも勝ち味に遅い馬なので、「勝つか惨敗か」の馬を探っていたところ、この馬を発見した。重賞実績なし、戦績もマイル戦中心、近走も芝のレースばかり。しかし、思わぬところに強調材料があった。ダート実績、11戦9勝。もちろん、レベルの高いレースで残した実績ではないのだが、ひょっとすると“鬼”である可能性もある。前が引っ張るハイペースが予想されるだけに、距離実績がないのは大きなマイナスだが、人気もないし、買っておいて損はないと思う。1着 or 着外。


連下 タイムパラドックス (57kg 武豊
パドックでの動きが素晴らしいので、買い目に追加。大本命馬アドマイヤドンと2頭出しの松田博資厩舎だけに、この馬については慎重な発言を繰り返しているが、たとえドンに勝てなくても3着ならありそう。ダ2100mの距離も合う。





消し ローエングリン (57kg 横山典弘
年齢的な衰えとともに芝レースを勝ち切れなくなり、矛先をダート戦にむけてきた。悪い選択ではない。父シングスピールは、ファビラスラフインとの壮絶な叩き合いの末、ジャパンカップを優勝したが、翌年のドバイワールドカップにも勝っている万能馬。種牡馬としても、ドバイWCの優勝馬ムーンバラッドを出している。ローエングリンもダート経験は少ない*2 とはいえ、血統的に見れば、力は出しきれるはずである。


ただ、何度もいってきているように、この馬のピークはとっくに過ぎている。
一般的に「寿命が長い」とされるダート戦だが、持ち前の“持続力のあるスピード”が衰えを見せている以上、世界相手に戦えるレベルにはないと判断するべきだろう。

馬単 4,11,12→10  計2点 1000円ずつ
三連複 軸2頭(4)(10)流し−11,12,14  計3点 1000円ずつ

*1:パドック見てから追加、携帯からカキコした通り

*2:ダート実績 1戦1勝