オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

凱旋門賞 感想

まさかのエネイブル2着敗戦で三連覇ならず。勝ちに行って差されたのだから仕方ない。乗り方はあれでよかった。いつも通りならあれで勝てていた。5歳牝馬には過酷なローテーションだったことが響いたのかな。

日本馬3頭はひどい結果。出遅れてレースにならなかったキセキが申し訳程度にバテた馬を捌いただけで、ブラストワンピース、フィエールマンでビリワンツー。ブラストワンピースはもう少しやれるかと思ってた。みんなして「馬場が合わない」しか言わないし。どうすればいいんだろうね。オルフェーヴルでだいぶ近づいたと思った頂点が、遥か彼方になりすぎてちょっと攻略法が見つからない。

京都11R  京都大賞典

◎グローリーヴェイズ  1人気 6着
○エタリオウ
▲ダンビュライト
△クリンチャー


春の天皇賞2着のグローリーヴェイズから。今日ロンシャン競馬場凱旋門賞に出走するフィエールマンとタイム差なしの大接戦をしたレベルの馬がこんなところで負けてはいけない。同距離同コースの日経新春杯も完勝している。同じ年エタリオウ相手でも能力は1枚上。ダンビュライト、クリンチャーが穴。

レース結果

1. …	⑺ ドレッドノータス  	 坂井 瑠星 ⑪	2:23.5
2. ▲	⒁ ダンビュライト  	 松若 風馬 ⑥	1 1/4
3. …	⑹ シルヴァンシャー  	 浜中 俊  ⑤	3/4

ドレッドノータスなんて当たるわけがない。ダンビュライトの複勝を買っておくのが正解だったか。前有利の流れで逃げたダンビュライトが残り、先行した伏兵が勝ち、最後方のエタリオウが届かないのは理解できるとして、先行してたグローリーヴェイズが掲示板を外したのが意外。休み明けだけが原因?うーん。

東京11R  毎日王冠

◎ダノンキングリー  1人気 1着
○アエロリット
▲インディチャンプ


有利な斤量54kgで出られる3歳ダノンキングリーが本命。同距離同コースの共同通信杯を楽勝していて、距離短縮も血統的にプラス。前に行けるので「開幕週で前を捕まえられず」リスクも少ない。秋の盾への試金石。同世代の皐月賞馬サートゥルナーリアが古馬相手にどれだけ通用するかの物差しにもなる。

相手は昨年Vのアエロリット。ヴィクトリアマイルで凡走、安田記念で僅差の2着、休み明けの毎日王冠は昨年と全く。開幕週で逃げ馬有利も昨年よりは相手が強い。インディチャンプはやや余裕残しの馬体も東京コースは3戦3勝。

レース結果

1. ◎	⑼ ダノンキングリー	 戸崎 圭太 ①	1:44.4
2. ○	⑶ アエロリット 	 津村 明秀 ②	1 1/4
3. ▲	⑷ インディチャンプ	 福永 祐一 ③	1 1/4

1人気ダノンキングリーがまさかの出遅れスタートも、直線向いてからは抜群の瞬発力でゴボウ抜き。慌ててまくったりせず落ち着いてレースできたのが勝因。少頭数で捌きやすかったのもある。人気通りのガチガチ決着。

速いペースで逃げたアエロリットが2着。一度は先頭を譲ったインディチャンプを内から差し替えしたので力は見せた。次はどこに出るのかな。関東以外だと成績悪いからな。インディチャンプはまだ馬体に余裕があった。良くなるのは叩いてから。ペルシアンナイトは実力は出せている。もうG1では苦しいかも。

中山11R  スプリンターズS

◎ダノンスマッシュ  1人気 3着
○リナーテ
▲タワーオブロンドン 


昨年夏以降から全てスプリント戦を使ってスペシャリストとして歩んできたダノンスマッシュが本命。スプリント戦では高松宮記念以外はオール連対と安定感抜群。今年は函館スプリントS禁止薬物大量除外騒動に巻き込まれたものの、出直し初戦のキーンランドCは快勝。高松宮記念を取りこぼした年のスプリンターズSを勝ってから連戦連勝を重ねた父ロードカナロアと同じ軌跡を辿れるかどうか。

相手は実績ならタワーオブロンドン だが、前走は中1週でメイチに仕上げてサマースプリント王者を狙いにきたレース。上積みは疑問。キーンランドCでも◎に負けているし。余力でどこまでやれるかだが、こういう「勢いでもう一丁!」で挑んできた馬は得てして3着に敗れるもの。間に入る馬を考えた方がいい。

となれば、リナーテだろう。サトノダイヤモンドの半妹、父がステイゴールドに変わったらなぜかスプリンターになってしまった。京王杯スプリングCはレコード駆けしたタワーオブロンドンと差のない2着、キーンランドCでも上位2頭と互角のレースができている。馬連馬単三連単(印の順通り)で増税対策!

レース結果

1. ○	⑻ タワーオブロンドン  C.ルメール ②	 1:07:1
2. …	⑺ モズスーパーフレア  松若 風馬  ③	 1/2
3. ◎	⑵ ダノンスマッシュ   川田 将雅  ①	 クビ

タワーオブロンドン、モズスーパーフレアの前半32.8秒マイペース逃走をゴール前で捕らえて余裕のG1初制覇。サマースプリント王者からスプリント王者まで駆け上がった。大量除外でスカスカメンバーだった函館スプリントSで3着敗退した頃とは別馬だね。まあルメールが上手かった。内枠ダノンスマッシュを内に閉じ込めて、ライバルが大外に出すまでスパートさせなかった好騎乗。同厩舎で先約あったグランアレグリアが間に合わずルメールが戻ってきたのもツキがあったわね。

モズスーパーフレアは自分のレースに徹しての2着。ダノンスマッシュは直線の進路選択でスパートが遅れたのが全て。内枠が仇。前哨戦には強いけどG1になると勝負弱い馬なのかもしれない。「ダノン・ロンドンの馬連を買うと1着3着になりそう」という予想だけはドンピシャでしたね。払い戻しはゼロですが。

ノーガードで消費税増税を迎えます。

阪神11R  神戸新聞杯

◎ヴェロックス  2人気 2着
○サートゥルナーリア


皐月賞1,2着の再戦濃厚。皐月賞は進路妨害してサートゥルの辛勝、ダービーは前が止まらない特殊馬場もあったがヴェロックスが半馬身先着。スタミナが問われやすい阪神12ハロンではヴェロックスの方がやや上に思える。

手を広げても儲からないので馬単1点で。

レース結果

1. ○	⑶ サートゥルナーリア  C.ルメール ① 2:26.8
2. ◎	⑸ ヴェロックス     川田 将雅  ② 3
3. …	⑻ ワールドプレミア   武 豊    ③ 1 1/4

サートゥルナーリア、4コーナー先頭から大楽勝。超スローペースを2番手で折り合えるなら距離に不安なさそうだから菊花賞も克服できそうだけど出ないの確定しているのよね。そして、秋の天皇賞は同じルメール主戦のアーモンドアイ(天皇賞香港カップ)がいるから出ないと。次走は消去法でジャパンCか。

一方、香港は昨今のデモ激化で国際レース中止の可能性もある。香港中止でアーモンドアイがジャパンCに回ったら、サートゥルは玉突きで有馬記念に回すのかな。何れにしても戦歴傷つけないためにレース選択するの冷めるね><

中山11R  産経賞オールカマー

◎ウインブライト  2人気 9着
○レイデオロ
▲スティッフェリオ
△ミッキースワロー


休み明けでも中山マイスターの◎ウインブライトから。+11kgは体重が戻っただけ。毎年春に弱く秋に強いレイデオロもまだ衰える年じゃない。スティッフェリオ、ミッキースワローも圏内だが、上位とは少し差があるかな。

レース結果

1. ▲	⑼ スティッフェリオ   丸山 元気 ④	2:12.0
2. △	⑴ ミッキースワロー   菊沢 一樹 ③	1 3/4
3. …	⑷ グレイル       戸崎 圭太 ⑥	1/2

スティッフェリオがマイペース逃げ切り勝ち。人気を集めたG1馬2頭はともに馬券圏外に沈没。レイデオロはペースが遅いのに後ろ過ぎた。でもそれはもっと後ろにいたミッキースワローが2着まで差し込んできているから言い訳にならないね。頭が高いし乗り難しい馬、チークピーシズも合っていないのかも。ウインブライトは前々からレースできたが直線ガス欠で惨敗。休み明けの分かね。

中山11R  朝日セントライト記念

◎サトノルークス  8人気 2着
○ザダル
▲メイショウテンゲン
△ニシノデイジー


◎サトノルークスはすみれSでアドマイヤジャスタに完勝してクラシックの惑星候補になりながらも春2戦は惨敗。仕切り直しの秋。距離は合うし人気の盲点、先行できれば勝ち負けになる。相手は3戦3勝と未だ無敗のザダル、道悪馬場には滅法強いメイショウテンゲン、重賞実績最上位のニシノデイジーまで。

レース結果

1. …	⑻ リオンリオン    横山 典弘 ①	2:11.5
2. ◎	⑵ サトノルークス   川田 将雅 ⑧	2
3. ○	⑴ ザダル       石橋 脩  ③	クビ

リオンリオンが控えて快勝。+12kgでも全く問題なかった。横山典さん秋の中山は絶好調ですね。ぽっかり空いた内を突いたサトノルークス、ザダルが2,3着。ワイド23.4倍は非常に美味しかったが、1人気を絡めた三連複が万馬券ならそちらを狙えばよかったな。馬連45.3倍も美味しい。逃した魚は何とか。