オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

中京11R  チャンピオンズカップ

◎ルヴァンスレーヴ
○オメガパフューム


昨年覇者ゴールドドリームが無念のリタイア。ルヴァンスレーヴ1強レースになってしまった。ライバル不在で頭は揺るぎようがない。ルヴァンスレーヴを筆頭に古馬相手に重賞で勝ちまくっている今年の3歳ダート路線は層も厚いしレベルも高い。相手はオメガパフュームに決め打ちして3歳丼で勝負。デムーロ兄弟馬券。代わり映えしない砂路線のベテランたちはそろそろ世代交代してもらおう。

ケイティブレイブは体重増えすぎ。ノンコノユメは後方一気では届かない。サンライズ2頭は純粋に地力不足。

東京11R  ジャパンカップ

◎アーモンドアイ
○シュヴァルグラン
▲キセキ


牝馬三冠ジェンティルドンナ秋華賞から直行したこのレースで凱旋門賞2着馬オルフェーヴルに体当たりして1着をもぎ取った。桜花賞オークスブエナビスタの2着に甘んじていた秋華賞レッドディザイアも同年直行して牡馬・古馬相手に大健闘の3着。そういえば第1回秋華賞の勝ち馬ファビラスラフインも直行で2着していましたね。オークス秋華賞の二冠だったミッキークイーンこそ敗れたものの、秋華賞1着からのステップ組の相性が良すぎる。

アーモンドアイはぶっつけで秋華賞制覇後はこのレースに目標を絞って調整。「前走後疲れが出た」と言う話もあったが、ライバルが軒並み回避(ノーザンファームの使い分け)して骨っぽいメンバー不在となったし普通に考えれば最有力。不安材料はその疲れと不調気味のルメールですかね。

相手は昨年Vのシュヴァルグラン。主戦ボウマンが乗れなくなったこと、前走京都大賞典でまさかの4着(同馬が2400m以上のレースで複勝圏を外したのは2016年有馬記念以来)と能力に陰りが見られてきたことは気がかりだが、春の天皇賞で3着→2着→2着と同じレースでは好走が続くタイプ。ジャパンカップは過去3着→1着。今年のメンバーならまだ主役を張れる1頭。

以下、調教激走のキセキが▲。泥んこ不良馬場で追い込んで菊花賞を制した馬が1年経ったら先行してしぶとく粘る馬に生まれ変わっていた。秋の成績は安定しているし距離延長もプラス。アーモンドアイがこけた時のためにBOXで。

サトノダイヤモンドは内枠と京都大賞典の勝利だけで完全復活と持ち上げられすぎ。負かした相手はエリザベス女王杯でようやく4着できるレベルでしょう。スワーヴリチャードは前走ちょっと負けすぎでこの人気では手を出したくないかな。

京都11R  マイルチャンピオンシップ

◎モズアスコット
○エアスピネルペルシアンナイト
△アルアイン


ルメール様モズアスコットから。叩き良化型で前走スワンSは余裕残しの馬体でハナ差2着。マイル春秋連覇の準備は整った。前走+10kgだった馬体がさらに増えているのは少し不安だが+2kgならそんなに問題なさそう。そもそも安田記念が連闘で馬体減らしていただけとも言えるし。

相手は昨年の覇者ペルシアンナイトは▲まで。馬体減の休み明けを叩くとなぜか馬体が回復して状態がアップする体質で今回も8kg戻してきた。ただ、ミルコの調子がなかなか上がってこないんだよな。それなら、ダービージョッキー福永が乗るエアスピネルの方が可能性ありそう。先週のリスグラシュー然り、"銀メダルコレクター戴冠"の流れは同馬にはフォロー。

乗れてる川田将雅の△アルアインまで。アエロリットは東京コースでは滅法強いが京都は秋華賞で人気で惨敗。京都があまり合わないと思う。

レース結果

1. … ステルヴィオ     W.ビュイック	⑤	1:33.3
2. ▲ ペルシアンナイト   デムーロ	③	アタマ
3. △ アルアイン      川田将雅	④	1 1/4


ステルヴィオ
先週のモレイラに続き、今週はビュイックがG1初勝利。内を突いてペルシアンナイトを競り落とす理想的なレース。2年連続3歳馬が勝利。古馬との斤量差が縮まってから昨年のペルシアンナイトまで3歳は不振だったのにすっかり流れが変わった。そういえば去年はサングレーザー、レーヌミノルが好走してましたね。
それにしても、先週のエリザベス女王杯で「3歳弱いじゃん」となった直後にこれ。カツジも地味に4着に好走しているし。マイルまでは古馬と3歳との能力差は着実に縮まっている。ステルヴィオを物差しにすれば、ダノンプレミアムは無事ならマイル王者になっていたでしょうね。
そしてこの馬もまた父ロードカナロア
来週は大将格アーモンドアイの出番です。ルメールさんは今度こそ。

ペルシアンナイト:昨年1着で今年2着。このレースがよほど合うんだろう。
アルアイン:久々のマイル戦も先手取れて楽に行けた。スピードあるね。
カツジ:びっくりした。
モズアスコット:全くいい所なし。発汗目立ち道中もチグハグ。馬体増えたのが誤算だったか。
エアスピネル:一瞬夢見たんだけどそこから伸びなかった。年齢的なものかな。

京都11R  エリザベス女王杯

◎モズカッチャン  1人気 3着
○ノームコア
▲レッドジェノヴァ


京都は10Rまで外国人騎手が全勝中。こんなこともあるんやね。京都大賞典サトノダイヤモンドを追い詰めたレッドジェノヴァから買おうと思ってたけど流れに逆らってはいけない。株式投資はGPIFに逆らってはいけないし、金利・為替は日銀に逆らってはいけない。それと同じ。

本命は昨年Vのモズカッチャン。中間頓挫あって府中牝馬Sを使えなかったのが誤算だけどミルコ様、この時期の京都に強い父ハービンジャー、伝統的に連覇が多いレース、前走の札幌記念秋の天皇賞2着サングレーザーと僅差3着。ディアドラさえいなければ古馬牝馬の中ではNo.1でしょう。

同じ父ハービンジャーでまだ底を見せていないノームコアが相手本線。初京都+初G1+頓挫明けもG1級4週連続勝利中のルメール様だから人気でも仕方ない。以下、上がり馬レッドジェノヴァまで。リスグラシュー、フロンテアクイーンは血統の割に距離が伸びると案外なタイプ。カンタービレは一線級古馬の中でやっていけるほどの強さはない。それぞれ人気を吸収して飛んでくれれば。

レース結果

1. … リスグラシュー    モレイラ	③	2:13.1
2. … クロコスミア	   岩田康誠	⑨	クビ
3. ◎ モズカッチャン    デムーロ	①	3


リスグラシューシルバーコレクター返上。順調に使ってきた馬が強かったわね。
クロコスミア:2年連続人気薄で大善戦。完全にオースミハルカですね。
モズカッチャン:ポジション前目でラストも前が空いたけど….。休み明けの分かな。

結論1:やっぱりリピーターレース。
結論2:順調に使ってきた馬のほうが強い。

休み明けはミッキークイーンエアグルーヴも取りこぼしてるしな。トゥザヴィクトリーぐらいだよね、休み明けで連に絡んだの。

京都10R  JBCスプリント

◎マテラスカイ
○キングズガード
▲レッツゴードンキ


身体を絞ってきたマテラスカイから。右回りダートで堅実なキングズガード、馬体を増やしてダート仕様に調整してきたレッツゴードンキまで。

東京11R  アルゼンチン共和国杯

◎ルックトゥワイス
○パフォーマプロミス
▲ノーブルマーズ
△ウインテンダネス


東京T2500は典型的なリピーターコース。素直に目黒記念好走組を信頼すれば良い。

ただ本命はルックトゥワイス。相手なりに走るタイプで大崩れしないのが持ち味で、ハンデ54kgはいかにも有利。東京長距離芝は昨日もオジュウチョウサンが勝っているし父ステイゴールド旋風が吹き荒れている。パフォーマプロミスと共にステイゴールド丼が本線。以下、コース巧者に流していく。

京都11R  JBCクラシック

サンライズソア
▲テイエムジンソク
△クリソライト


もう考えるだけ無駄なので思考停止してルメールサンライズソアで。3歳世代は強いんだろうけど初めての古馬一線級相手でこの人気ではちょっと買いづらい。3歳が相性いいレースではないしね。

相手は得意の京都で復活待たれるテイエムジンソク、一年以上休養しているが馬体は仕上がっているように見える武豊クリソライトまで。