オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

東京11R  オークス  芝2400m

フサイチパンドラ    5人気 2着
アドマイヤキッス
コイウタ
キストゥヘヴン


今年の牝馬のレベルは、目を覆いたくなるほどに低い。それは、どの馬にもチャンスがあるということ。枠順、馬場、展開次第で、着順が大きく入れ替わるということ。ゆえに、馬券的に難しい。連日の降雨、直前の大雨で、府中名物トラックバイアスの条件は揃った。しかし、今週からはCコース変わり。思考回路を一旦リセットする必要がありそうだ。(それでも、内有利だと思うが。)


http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20060425/p1
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20060412/p1
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20060320/p1
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20060222/p1



オークスと言えば、身体の小さい馬が勝つので有名なレース。桜花賞キストゥヘヴンは、馬体重420kg弱の小柄な馬。この条件は十分に満たしている。しかし、この馬の場合、マイルのほうが合っている気がするんだよね。前走は距離短縮が功を奏した。今回は800mの距離延長。中距離で実績を残しながらも本質的にはマイラーだったアドマイヤグルーヴダンスインザムードと同じ匂いを感じるんだよな。


一方、馬体重450kg弱と小柄なアドマイヤキッスはどうか。前走は急激な馬体減の影響もあったが、しぶとく伸びて2着を死守。未だ連対率は100%だ。しかし、母親のキッスパシオンがダ1200mの馬だったのが気になる。母系のスタミナのなさを気性の良さでカバーできるかが課題だろう。瞬発力勝負になれば分が悪いのも事実だからね。武豊の腕まで考慮に入れても、対抗評価まで。


絶好枠を引いたコイウタは、元々瞬発力タイプの馬で、一番崩れたのがサバイバル消耗戦になった阪神JFの6着。しかし、同じような流れだった桜花賞では、展開不向きにも関わらず3着しており、東京コースに勝ち星あり、関東馬なので輸送なし、鞍乗はGⅠに強い横山典弘ときた。上位2頭を逆転できる材料は揃っている。否、揃いすぎてて罠のような気さえする。




というわけで、




本命は2番枠を引いたフサイチパンドラ人気先行馬は人気の落ち時を狙うのが鉄則。今年の低レベルメンバーの中では能力上位は間違いないわけで。フサイチリシャールラインクラフトで2戦続けて人気を裏切っているが、それは無茶なローテーションのせいでもあるし、乗り替わりの今回はマークも受けずに落ち着いて乗れるはず。腐ってもオークス2連覇中の騎手。何かやってくれそうな予感はある。


桜4着のアサヒライジングは、追い切りの動きは文句なかったし、スタミナのある母系もプラス。ただ、ここ数戦続けて馬体重を減らしているのが気になるんだよね。父ロイヤルタッチ、鞍乗柴田善臣の地味なコンビにGⅠの大舞台は似合わないし。昨年のエイシンテンダーと同じような結果になりそう。穴人気しているキングヘイロー産駒2頭はスルーだな。父は(中距離もこなせたが)本質的にはマイラーだった。


フサイチパンドラから桜花賞上位3頭に流せばいいかな。縦目も押さえつつ。

馬連 02-06,13,17、06-13   計4点 1000円ずつ (自信度:☆☆)