オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第66回 桜花賞    晴・良

1. ○ キストゥヘヴン     安藤勝己 ⑥ 1:34.6
2. ▲ アドマイヤキッス    武豊   ① 3/4
3. … コイウタ        横山典弘 ⑤ ハナ

∴ 的中馬券 馬連 15.5倍×500円


ラップタイム

上り  4F 47.9 - 3F 35.8
12.5 - 10.9 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.5 - 12.2

逃げ宣言のエイシンアモーレ、アイアムエンジェルを押し退けて、絶好枠を引き当てたアサヒライジングが息が入れられないペースを作り出す。4コーナーでは有力馬が大挙として押し寄せて、予想通りのハイペースのサバイバル勝負に突入。馬群が一団となって、内でもがき苦しむ馬が続出しているのを尻目に、名手に導かれた3頭は外から脚を伸ばして、逃げ粘るヨシトミ先生を捕まえた。


着差はわずかだったが、必死に追う武豊横山典弘に対して、アンカツはゴール前でガッツポーズするほどの余裕があった。アドマイヤキッスが出し抜けを食ったのではない。キストゥヘヴンの実力が勝っていただけ。中1週でフラワーCを勝ち、中2週で関西遠征という強行スケジュール。±0kgで出走させた厩舎の勝利ですな。2戦続けて大きな体重変動があったアドマイヤキッスとは対照的だった。


松田博資武豊のコンビが、2冠牝馬ベガを連想させて、それが過剰人気に拍車をかけた。しかし、実際に勝ったのはベガの初仔アドマイヤベガの孝行娘だった。皐月賞では同じ轍は踏みたくない。同コンビは、大本命アドマイヤムーン桜花賞の雪辱を誓う。一方で、桜花賞ジョッキーとなった安藤勝己は、アドマイヤベガの全弟キャプテンベガ*1 で、再度彼らに牙を剥く。横山典弘ジャリスコライトで一発を目論む。


雨で桜が散っていく。もうすぐ若葉の季節がやってくる。

*1:アドマイヤムーンと同厩舎だけどね