オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

京都11R  天皇賞・春

◎フィエールマン
▲メイショウテンゲン
△ダンビュライト
△スティッフェリオ
△エタリオウ


休み明けでも大外枠でも◎フィエールマンから。凱旋門賞帰りの有馬記念4着は実力の証明。昨年よりもメンバー弱化しているし、唯一の敵ユーキャンスマイルは岩田康誠骨折で乗り替わりなら連覇濃厚。フェノーメノキタサンブラック、古くはメジロマックイーンとリピーターレースだしね。連で狙うなら穴っぽい伏兵か。
 

菊花賞ステイヤーズSダイヤモンドS阪神大賞典と長丁場専用機の道を歩んできている▲メイショウテンゲンは、エリザベス女王杯スノーフェアリーの2着したメイショウベルーガの子。母父フレンチデピュティは過去に同レースの勝ち馬アドマイヤジュピタを輩出とスタミナ自慢の血統。

ダンビュライトは気性的にアテにならないルーラーシップの子だが、鉄砲には強く人気薄で走るので妙味あり。スティッフェリオは実績の割に舐められてる。エタリオウは腐っても菊花賞でフィエールマンとハナ差2着馬で大舞台に強い父ステイゴールド

京都11R  読売マイラーズC

◎インディチャンプ
○フィアーノロマーノ


このメンバー相手なら昨年のマイル統一王者インディチャンプが抜けている。中山記念も着順ほど内容は悪くなかった。結果オーライで皐月賞を制した福永祐一の運もある。アーモンドアイの参戦でヴィクトリアマイルが好メンバーになりそうなので、彼女たちと安田記念でやり合うためにも「前哨戦仕様でも完勝」したいところだ。

相手はフィアーノロマーノでいいのでは。直近2走の好走はともに7ハロン戦だが、昨年のダービー卿CTでプリモシーン(ヴィクトリアマイル2着、東京新聞杯1着)を封じ込めた実績があり距離は問題ないだろう。

ヴァンドギャルドは人気先行型、レッドヴェイロン(エリモピクシーの一族)は東京専用機、ヴァルディゼールはリステッドを勝っただけ。

東京11R  フローラS

◎ホウオウピースフル
○スカイグルーヴ
▲ヴォリアーモ


エアグルーヴ所縁の2頭(アドマイヤグルーヴの孫とラストグルーヴの子)が人気を分け合っているが、クラシック王道組は桜花賞に出ているため、例年通り空き巣メンバー。レッドルレーヴのフラワーC 2着にしても、レースの格は重賞でも中身は1勝クラス同士の争いで、重賞実績としてカウントしていいのか怪しいもの。このレベルならオープン実績はあまり気にしなくていいのではないか。

 
前走のクイーンCは距離短縮で負けたが、10ハロン戦なら見直せる◎ホウオウピースフルから。1月の京成杯2着以来となるスカイグルーヴが相手本線。▲ヴォリアーモは東京12ハロンゆりかもめ賞経由組。同レースの勝ち馬は忘れな草賞(L)で1人気3着。格上挑戦でもやれる下地はあると思う。馬連流しと三連複で。

中山11R  皐月賞

◎サトノフラッグ
○サリオス


無敗の朝日杯FS馬と無敗のホープフルS馬が共にぶっつけ本番で初対決。サリオスは父ハーツクライの晩成血統で朝日杯の勝ち時計は阪神ジュベナイルF(レシステンシア=桜花賞2着)よりも遅かったが、2着に負かしたタイセイビジョンは昨日のアーリントンCを完勝。サウジアラビアRCで負かしたクラヴァシュドールもチューリップ賞2着、桜花賞4着と主役級の活躍。負かした相手は弱くない。

一方、コントレイルは父ディープインパクトのクラシック血統だが、ホープフルSで2着に下したヴェルトライゼンデはスプリングSで伏兵相手に完敗、3着ワーケアも勝ち切れていない。ホープフルS東京スポーツ杯ほどの衝撃はなかったし、広い東京コースでこそのタイプにも映る。皐月賞に限ればサリオスの方が上と見る。

 
本命は弥生賞を完勝したサトノフラッグ。弥生賞は本番と同じコース・同距離にも関わらず、ここ数年は皐月賞に直結していない(共同通信杯からの直行がブームになりすぎた)が、久々に本番でも通用しそうな馬が出現した。重馬場は前走で克服済み。無敗の2頭がともに休み明けなら、一番の安全牌はこちらではないのか。この馬も父ディープインパクトのクラシック血統である。単勝馬単で。

阪神11R  桜花賞

◎サンクテュエール
○デアリングタクト
▲マルターズディオサ


一番強いのはおそらくデアリングタクト。でも、桜花賞の舞台に一番合うのはサンクテュエールだと思う。やはりこの舞台は父ディープインパクトが有利。シンザン記念からのぶっつけ本番はアーモンドアイと同じ。ルメールは2年連続同レース優勝中。いい枠引けたしポジションを取りに行く器用さもある。フルスロットルのリアアメリア相手でも0.1秒しか負けない地力も上位。3人気なら単勝で。

相手は前走で異次元の末脚を見せたデアリングタクト。祖母のデアリングハートは最強世代が揃った桜花賞で3着大健闘。同期にはラインクラフト桜花賞NHKマイルC)、シーザリオオークス、米オークス)、エアメサイア秋華賞)がいた。なお、父エピファネイアはライバルだった同期シーザリオの息子である。最強世代の血の結晶。オークスではこちらを本命にする予定。チューリップ賞Vの▲マルターズディオサも馬券圏内なら十分ありそう。絶好調のキズナ産駒。2歳G1で突き抜けられたレシステンシアには前走でリベンジ。勝負強いし戦績も安定している。

リアアメリアはぶっつけ本番よりもフルゲートが不安。レシステンシアは外枠で減点。覚悟を決めて行くしかない枠なのがどちらに出るか。前走のような緩い逃げだと目標にされて捕まっちゃうよね。有力馬に前に行けるのが多いのもマイナス。

中山11R  ニュージーランドT

◎アブソルティスモ
○カリオストロ
▲ハーモニーマゼラン
△オーロラフラッシュ


人気ほど実力差のないメンバーだと思うので思い切って穴狙いして◎アブソルティスモから。ここ2戦は結果が出ていないが、2歳時にはサリオス(朝日杯)、クラヴァシュドール(チューリップ賞2着)、ヤマカツマーメイド(Fレビュー2着)と戦ってきた馬だし無謀な狙いではないと思う。単勝複勝で。

Fレビュー1番人気だったカリオストロ、前走自己条件で1分33秒台で勝ったハーモニーマゼラン、ルメールの乗るオーロラフラッシュまで。

阪神11R  阪神牝馬S

サウンドキアラ
○ダノンファンタジー


G1イップスのダノン軍団の女王の始動戦。G1は人気で裏切るがG2なら堅実なタイプ、ここも順当に勝てそうと思っていたら、まさかの+22kgで出走してきた。成長分考慮しても明らかに太いわな。これぐらいの体重でも勝たないと、同期のグランアレグリア、クロノジェネシス、カレンブーケドールに置いていかれちゃうけどね。

本命は重賞連勝中の充実一途サウンドキアラから。京都金杯でダイアトニックを負かした地力は本物。単勝馬単頭で狙ってみたい。