オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第40回 京都牝馬S   晴・良

1. … アズマサンダース   藤岡佑介 ④ 1:35.0
2. … ウイングレット    田中勝春 ③ 3/4
3. ○ エリモピクシー    福永祐一 ① 3/4

∴ 購入馬券なし


ラップタイム

上り  4F 45.6 - 3F 33.5
12.8 - 11.4 - 12.5 - 12.7 - 12.1 - 11.4 - 11.1 - 11.0

シアリアスバイオの作った超スローの流れを好位で折り合い、4角で最内を回ったアズマサンダースが、上がり32.8秒の末脚で超瞬発力勝負を制した。藤岡騎手は重賞初勝利。それにしても、京都芝がいくら差し馬場だからって、これまで先行粘り込みのレースをしていた馬が、この超スローの中、脚質転換してくるとは思ってもみなかった。結果的に、32秒台の末脚を引き出しちゃうんだから、大したものである。


エリモピクシーは、超スローを想定してか、いつもより前目の積極策。レースの上がりが速過ぎた分、届かなかったが、自身も33.4秒で上がってるし、どこからでも自由にレースができるようになったのは、大収穫だと思う。


ヘヴンリーロマンスは、瞬発力勝負になるとどうしても“あと一歩”が足りない。ハイペースでもバテずに追走して抜け出す持久力が持ち味のこの馬には、京都コース・牝馬限定戦は向かないのだろう。次走はマイラーズカップあたりに出てもらいたい。牡馬の作る平均的に速いラップのほうが、この馬には合うと思う。