オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

中山11R  紫苑S

◎カレンブーケドール  1人気 3着
○パッシングスルー
▲クールウォーター
△フェアリーポルカ


オープン特別から重賞に昇格して4年目。春の実績馬の多くはローズSに回るものの、過去の勝ち馬にディアドラやノームコアが並び、関東開催の秋華賞トライアルとしては悪くない前哨戦になっている。オープン特別時代にはオークスレディパステルが出走したこともあったな。(1人気 1着)

今年はオークス2着のカレンブーケドールが出走。素直に本命でいいだろう。相手も重賞実績を重視。古馬相手善戦組が過剰に人気するレースでもあるので、夏の1勝クラスを勝って祭り上げられているようなのはスルーで。

レース結果

1. ○ ⒂ パッシングスルー	戸崎 圭太 ②	1:58.3
2. △ ⑹ フェアリーポルカ	三浦 皇成 ⑥	ハナ
3. ◎ ⒁ カレンブーケドール	津村 明秀 ①	1/2

終わってみればルーラシップ丼。カレンブーケドールは目標にされたのと久々の分で勝ち切れなかったかな。始動戦としては悲観する内容ではない。フェアリーポルカあんまり人気なかったね。三連複は取れたが、馬連ボックスにすればよかった。

札幌11R  札幌記念

ワグネリアン  2人気 4着
○フィエールマン
注サングレーザー


ワグネリアンvsフィエールマンの4歳世代ダービー馬・菊花賞馬の初対決どころか、同世代有馬記念馬ブラストワンピースまで参戦。フィエールマン、ブラストワンピースは凱旋門賞前の試走も兼ねる。例年以上にハイレベルなメンバーが揃った札幌記念

 
本命はワグネリアン。父ディープインパクト、母父キングカメハメハ、勝負服金子真人HD、これ以上の説明が必要でしょうか。ダービーG1制覇後は虚弱体質っぷりを発揮してほとんどレースに使えていないが、そんな臨戦過程でも神戸新聞杯G2 1着、大阪杯G1 3着と結果は残している。ワンアンドオンリーとは違う。偉大な父と偉大な母父の弔い合戦を父・母父と同じ勝負服で。頭固定。

相手は日の丸大将格フィエールマン。前走春の天皇賞は篦棒に強かった。中距離重賞ではG3, G2ともに2着と結果が出ていないが、そこは絶好調ルメールが何とかするはず。基本的にこの2頭の決着と思っている。もしフィエールマンが連を外すとなると、割って入るのは中距離適性で勝るサングレーザーだろうな。

ブラストワンピースは凱旋門賞適性はあると思うが、札幌の小回りコースはどうなんだろうね。超高速芝の目黒記念もそうだったが、この陣営あまり適性考えてレース選択してないよね。目黒記念は池添下ろしてルメールにするのありきなレース選択(しかもルメール騎乗停止で実現せず)だし。あんなレース使うなら宝塚記念でよかった。

レース結果

1. … ⑴ ブラストワンピース  川田将雅 ③	2:00.1
2. 注 ⑽ サングレーザー    岩田康誠 ④	クビ
3. ○ ⑼ フィエールマン    C.ルメール ①	1

軽視したブラストワンピースにあっさり勝たれてしまった。かっこ悪い。ONE PIECEの映画がサインだったか。スタンピード、超面白かったのでファンの方は是非。フィエールマンとワグネリアンはちょっとがっかりな結果。

阪神11R  宝塚記念

リスグラシュー
○キセキ
▲アルアイン


アーモンドアイ(G1 5勝)もフィエールマン(菊花賞天皇賞春)もワグネリアン東京優駿)も不在の飛車角王将落ち4歳世代よりも、無事是名馬で元気な5歳世代から。ジャパンC超速レコード演出の助演男優賞キセキは苦手の春でも大崩れしていないし、皐月賞アルアイン大阪杯でG1 2勝目、エリザベス女王杯Vで無冠の女王返上したリスグラシューは海外でも善戦ウーマン継続中。BOXで。

ドバイでまさかの逃げ戦法から惨敗したレイデオロ、過去最高体重で負けた中山記念と同体重で出てきたスワーヴリチャードはちょっと不安が残るので、ドバイ組をスルーした5歳丼で老後の必要資金2000万円の足しにしたい。

東京11R  エプソムカップ

◎ソーグリッタリング
○ダノンキングダム
▲カラビナ


リステッド競争連勝中で内枠を引けたソーグリッタリングから。相手は不利な外枠に入るも先行できるダノンキングダム、パドックで細江さん一押しかつ東京巧者で休み明けひと叩きして上昇中のカラビナまで。奇しくも◎○▲すべて父ステイゴールド。雨が降ってきてさすがに現在の東京芝でもレコード決着にはならなそうだし、父ステイゴールドで網張っていれば引っかかってくれないだろうか。

東京11R  安田記念

◎アーモンドアイ
○ダノンプレミアム
▲フィアーノロマーノ


新馬戦しか負けていない牝馬三冠・ジャパンCドバイターフ制覇の最強牝馬アーモンドアイ、一頓挫あった直後のダービーしか負けていないマイル全勝で同じ年のダノンプレミアムの最強対決。走ればレコードの"超高速"東京芝だけに1分30秒を切る超速決着が期待される。時計の裏付けのない馬、後方一気の展開頼みの馬は出番なし。先行できないなら上がり31秒台で走らないと届かない。先週のダービー1枠1番のような特殊な馬場の恩恵を受けた馬でないと2強対決には割り込めない。

ハイペースで先行馬壊滅だったダービー卿CTを先行して押し切ったフィアーノロマーノが最大の惑星。年明け初戦であのパフォーマンス。前走で負かしたプリモシーンはヴィクトリアマイルでも2着。現在9番人気なら積極的に狙いたい。