第56回 東京新聞杯 晴・良
1. … フジサイレンス 江田照男 ⑪ 1:33.7 2. ○ オレハマッテルゼ 柴田善臣 ② アタマ 3. … インセンティブガイ ペリエ ① クビ
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 46.3 - 3F 34.6
12.7 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.7 - 11.2 - 11.4 - 12.0
グランリーオ、イヤダイヤダ、オレハマッテルゼの3頭が固まるようにして逃げたため、馬群はほとんどバラけず、典型的なスローペースに。しかし、武豊メイショウオウテが仕掛けた(引っ掛かった)ことで、その流れは激流と変わる。結果、各馬の仕掛けが早くなり、6ハロン目で最も速いラップ(11.2秒)が計測されることになる。東京名物、500m超の直線ロングスパート・サバイバル合戦。
こうなると、オレハマッテルゼのように「キレないけどバテない」馬が有利になる。アルビレオ、インセンティブガイに追い上げられても、しっかり差し返してたしね。東京巧者の面目躍如。それでも、最後に差されちゃう辺り、善臣先生「らしさ」が出てたと思う。この馬は能力的にもこんな感じだろうな。前がそれほど止まってないのにフジサイレンスが差せちゃったのは、4コーナー手前でペースが上がったせいだろう。
にしても、フジサイレンスか…。買えない馬はないんだけどね。前走も悪くなかったし、昨年の岡部幸雄引退記念では、中山記念3着だったアルビレオを差し置いて本命に推してるぐらいだし。でも、「中山コースでこそ」の馬だと思ってたんですよ。ま、軸にしたグランリーオが+22kgだった時点で、僕の東京新聞杯は終了してたんだけどな。ところで、藤沢和雄さんは、どうしてこんなに冬場の調整下手になったの?