オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第40回 フローラS   晴・良

1. ◎ ディアデラノビア    武豊   ② 2:01.8
2. ○ レースパイロット    蛯名正義 ① クビ
3. … アスピリンスノー    小野次郎 ⑪ クビ

∴ 的中馬券  馬連 6.1倍×1000円


ラップタイム

上り  4F 47.7 - 3F 34.7
12.9 - 12.1 - 11.4 - 12.1 - 12.9 - 12.7 - 13.0 - 11.7 - 11.3 - 11.7

ゲート入りを散々嫌がったクインオブクインが掛かり気味に逃げるも、前半1000mが61.4秒と時計的には超スロー。しかも、4コーナー前に13.0秒と息が入る、文字通りの3ハロン瞬発力勝負。2番手にいたアスピリンスノー、3番手にいたレースパイロットが共に権利を獲れたことからも、如何に先行馬が楽をできるレースだったかが窺い知れる。


そんな中、最後方から大外を回って突き抜けたディアデラノビアは「別格」だ。ペースが遅かっただけに時計は平凡だが、上位馬の通過順を見れば、1頭だけ次元の違う競馬だったことがよくわかると思う。得意とは言えない阪神1400m戦で桜花賞馬と0.1秒差の競馬をした実力は、このメンバーの中では抜けていた。上がり3F 33.8秒。


■ Road to オークス

1着 ディアデラノビア   54kg 直線一気 | ☆☆☆
2着 レースパイロット   54kg 好位粘る | ☆
3着 アスピリンスノー   54kg 先行粘る | −

ディアデラノビアに三ツ星評価。大外枠から外々を回るレースでも折り合いがついたのは収穫。ただ、典型的な前残りペースだったにも関わらず、最後方から楽に差し切れてしまうあたりが、このレースのレベルの低さを物語ってると思う。好位から鋭い脚を使うシーザリオを最後方から交わすには、32秒台の脚が必要となる。ただでさえタフなクラシックディスタンスで、3歳牝馬にそれを要求するのは酷であろう。