オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第37回 ダービー卿CT   晴・良

1. … ダイワメジャー     柴田善臣 ③ 1:32.3
2. △ チアズメッセージ    田中勝春 ⑩ 2
3. … トレジャー       北村宏司 ⑧ アタマ

∴ 的中馬券なし


ラップタイム

上り  4F 45.9 - 3F 34.5
12.6 - 10.8 - 11.5 - 11.5 - 11.4 - 11.5 - 11.3 - 11.7

ダイワエルシエーロもミッドタウンも控えて、あっと驚く赤木高太郎ダンツジャッジの逃げ戦法。前半1000mが57.8秒、古馬マイル重賞であることを考えれば、決してオーバーペースではない。それを2番手で楽々追走するダンワメジャー、虎視眈々とフジサイレンス&トレジャー、中団からのマイネルソロモン、そして、後方にチアズメッセージ


2〜3回中山開催も半分以上消化し、どのジョッキーも「前が有利」という共通認識ができつつある。まさにそれこそが僕の狙い目で、騎手の意識が前々に行くことで仕掛けが気持ち速くなり、時計以上に後方待機組に有利に働いてしまう、そんな光景を想像してのチアズメッセージ抜擢だった。そう、この判断は間違っていない。


誤算だったのは、2番手から楽々と抜け出して快勝したダイワメジャーである。展開が嵌まっただとか、騎手の意識がどうだとか、そういった実力以外のものに頼って着争いしている後続とは無関係に、自分の地力だけで勝ち切る、これを横綱相撲」という。そう、ダイワメジャー横綱相撲だった。このレースをもう一度繰り返しても、1着馬だけは変わらないだろう。勝ち時計だって超優秀だし、文句の付け所がない。



知り合いに「チアズメッセージを予想してたのに惜しかったね」と言われた。でも、それは違う。僕がチアズメッセージを拾えたのは、「騎手の意識が前々に行くことで着順が変わる実力拮抗のレース」と判断したからである。


しかし、この馬券を取るには、「ダイワメジャーは地力上位、他は実力拮抗」と読む必要があった。いくら昨年の皐月賞馬だとはいえ、ノド鳴りの手術休養明けで、57.5kgのトップハンデを背負ってて、重賞レースで柴田善臣先生で… そんな結論を出すのは僕には無理である。ダイワメジャーは相当に強いのかな。それとも…


狐に抓まれたようなレース。「ひどくねじれた馬連」とは言い得てて妙だと思います。

■ Road to 安田記念

1着 ダイワメジャー    57.5kg 横綱相撲 | ☆☆☆(半信半疑)
2着 チアズメッセージ   54.0kg 直線鋭伸 | −
5着 マイネルソロモン   57.0kg 直線伸欠 | −

安田記念で通じるのは、ダイワメジャーぐらいだろう。でも、まだ半信半疑。