第49回 産経大阪杯 晴・良
1. △ サンライズペガサス 幸英明 ① 1:59.0 2. ◎ ハーツクライ 横山典弘 ④ 1 1/4 3. … サイレントディール 岩田康誠 ⑥ 1 1/4
∴ 購入馬券なし
ラップタイム
上り 4F 47.4 - 3F 35.2
12.7 - 10.4 - 12.0 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.5 - 11.7
逃げると思われていたトーセンダンディの出鼻を岩田康誠のサイレントディールが挫く。前半1000mの通過タイムは59.2秒、朝日杯FSで暴走した前科を持つサイレントディールにとってはちょうどいいペース。1番人気サンライズペガサスは先行馬を見ながらの4〜5番手、武豊のアドマイヤグルーヴは中団やや後ろ、馬体が戻った横山典弘ハーツクライは最後方。各馬、思い思いの位置取りで直線勝負へ。
ハイペースのまくり合戦はお手のもののメガスターダムがまずは仕掛ける。苦しくなる先行勢、そのすぐ外からサンライズペガサス、内々で粘るサイレントディール。この時点でアドマイヤ2頭は後方に置かれる。ドンはそのまま後退、グルーヴはヨレながらもジリジリスパート。そして、大外からハーツクライの末脚が爆発して・・・・・
結局、好位からレースを進めたサンライズペガサスの完勝劇。この馬、3歳の時は粗削りな超キレ馬だった*1 が、年齢を重ねるごとに器用さが備わってきた。ある程度、前々につけられるようになったし、小回りの中京コースにも対応できたし、京都記念のように引っ掛かることもなかった。抜けた馬のいない天皇賞だけに、本番でも期待できそう。屈腱炎を克服してのGⅡ制覇、ここまで立て直した関係者に拍手を送りたい。
2着まで追い込んできたハーツクライだが、体重さえ戻ればこれぐらいはやれる馬。この馬の場合、ハイペースだとかスローペースだとかは関係ない。自分の競馬に徹することができるかどうかだけ。その意味でも、横山典弘騎手とは手が合いそうだ。