アネモネS 曇・良
1. ◎ ペニーホイッスル 柴田善臣 ② 1:35.5 2. … マイネコンテッサ 松岡正海 ⑤ 1 1/2 3. ○ アンブロワーズ 四位洋文 ① クビ
∴ 購入馬券なし
ラップタイム
上り 4F 48.6 - 3F 36.1
12.4 - 10.8 - 11.3 - 12.4 - 12.5 - 12.2 - 12.0 - 11.9
逃げたネヴァーピリオドがシンガリ負け、2番手追走のサクセスリップが9着で、3番手にいたバレンソールがブービーという、先行馬有利のトラックバイアスを越えたペース。前半1000mの通過タイムが59.4秒ながら、ラスト3ハロンが36.1秒の消耗戦。ただ、単に出走メンバーが弱かっただけなのかな…
ペニーホイッスルは内々で4番手待機、直線で最内を掬って完勝劇。1200mの速い流れに慣れていれば、追走に苦労することはない。折り合いもピッタリついていたし、抜け出すタイミングといい、コーナーワークといい、器用で上手なレースだった。
枠番に恵まれた感も否めないし、メンバーが弱かったのも否定できない。勝ち時計も平凡で、強調材料は乏しいのだが、レースセンスは非凡なモノがある。最後の1ハロンで11.9秒と加速しているのも好材料。桜花賞有力候補の1頭。
アンブロワーズは位置取りが後ろ過ぎた。1月開催をCコース使用で乗り切った現在の中山コースは、昨年の9〜12月に前残りを続出させた埒沿いのグリーンベルトが健在なため、どれだけ前が速くなろうとも、後方からの差しは届きにくい。切れまくるサンデー産駒ならともかく、フレンチデピュティ産駒にそこまでの脚は使えまい。
■ Road to 桜花賞
1着 ペニーホイッスル 54kg 好位抜出 | ☆☆ 2着 マイネコンテッサ 54kg 中団鋭伸 | − 3着 アンブロワーズ 54kg 中団漸進 | ☆
ペニーホイッスルのセンスの良さが目立っただけの低レベルレース。アンブロワーズは競馬をしていない。今回の敗戦で評価を落とす必要はない。