第49回 阪急杯 曇・良
1. … キーンランドスワン 四位洋文 ⑦ 1:08.5 2. … カルストンライトオ 大西直宏 ③ アタマ 3. … ウインクリューガー 岩田康誠 ⑤ クビ
∴ 購入馬券なし
ラップタイム
上り 4F 45.8 - 3F 34.8
11.9 - 10.8 - 11.0 - 11.2 - 11.1 - 12.5
大外枠から絶好のスタートを切って、カルストンライトオが先頭へ。2ハロン目が10.8秒、59kgを背負おうが、完調じゃなかろうが、スピード能力が絶対的に違うのだ。うまく埒さえ取ってしまえば、この馬は驚異的に粘る。絶好位の3番手にいたキーンランドスワンが、ゴール前でアタマ差交わすのが精一杯。そういえば、昨年のバーデンバーデンCの時も、調教で全く動いてなかったのに、驚異的な粘りを見せたんだっけか。
道中、誰一人としてカルストンライトオに鈴をつけにいかなかったため、芝1200mの重賞としては、平均ペースで流れた。おかげで、全体的に前残り決着に。2番手にいたシルヴァーゼットが5着、3番手にいたキーンランドスワンが1着。4番手のギャラントアローだけは惨敗してしまったが、それは阪神コースとの相性が良くないせいだろう。
長期休養明けだったウインクリューガー、芝路線に戻ったアドマイヤマックスは、直線で併せ馬のカタチになり、前残り濃厚の流れの中、2頭だけ次元の違う脚で突っ込んできた。両者とも、もう少し距離があったほうがいいタイプだけに、無理にスプリント路線に拘らず、安田記念に照準を絞って、しっかりと調整してもらいたい。
■ Road to 高松宮記念
阪急杯出走馬の中で、本番でも勝負になりそうなのは、カルストンライトオぐらいか。しかし、左回りの中京コースでも同じような芸当ができるかどうかというと疑問が残る。というのも、カルストンライトオは、自分の右側に埒がないとスムーズに走れない馬だからだ。この癖は、左回りコースでは致命傷になりかねない。
【Road to 高松宮記念】 阪急杯 1着 キーンランドスワン 56kg → 57kg 評価:☆ 2着 カルストンライトオ 59kg → 57kg 評価:☆☆☆ 3着 ウインクリューガー 58kg → 57kg 評価:☆ 4着 アドマイヤマックス 57kg → 57kg 評価:☆☆ 7着 ギャラントアロー 57kg → 57kg 評価:☆
【参考成績】 第10回 シルクロードS 1着 プレシャスカフェ 58kg → 57kg 評価:☆☆☆☆☆ 2着 ギャラントアロー 58kg → 57kg 評価:☆☆