第56回 朝日杯フューチュリティS 曇・良
1. ▲ マイネルレコルト 後藤浩輝 ② 1:33.4 （レコード） 2. ◎ ストーミーカフェ 四位洋文 ③ 2 3. △ ペールギュント 小牧太 ① 1/2
∴ 的中馬券 三連複 15.6倍×1500円
マイネルレコルトが、早仕掛けから横綱相撲で押し切り、レコード勝ち。
驚異的なハイラップを刻みながら逃げ粘ったストーミーカフェが2着、4角で最後方に下がってしまう不器用な競馬になってしまったペールギュントが3着。
ラップタイム
上り 48.0 - 36.0
12.3 - 10.8 - 10.9 - 11.4 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.2
とんでもないハイペース、犯人はもちろん、ストーミーカフェなのだが。
コパノフウジン、テイエムヒットベの先行争いの外から、テンションの上がった人気のストーミーカフェが行ってしまう。2角では先頭に立ち、3角ではなんとか折り合ったように見えたが、それでも前半1000ｍが57秒4。これだけタフなレースをして、最後まで勝ち馬に抵抗して2着に粘るんだから、ストーミーカフェは怪物だ。順調に成長していけば、サイレンススズカの再来になれるかもしれない。
勝ったのはマイネルレコルト。横綱相撲。強かった。
ストーミーカフェがいい感じでレースを進めてると見るや否や、このハイペースの中、早めに仕掛けてまくり勝負。直線ではストーミーカフェを一気に抜き去り、そのままレコード勝ち。父チーフベアハートはBCターフ*1 の勝ち馬だし、距離が伸びたほうがいいのは明らか。引っ掛かっていた2着馬以外の逆転不可能だと思う。
ペールギュントは予想通りの3着惜敗。能力的にそんなもの。
これだけ極端な脚質だとＧⅠに勝つのは難しい。デュランダルのように力が抜けているならまだしも、団栗の背比べ状態の現2歳馬の中で「レースの流れに乗り切れない」のは致命的。きさらぎ賞 1着（1人気） → 弥生賞 5着（1人気） → 皐月賞 8着（4人着） → ダービー 4着（7人気）という成績を辿ることになりそう。
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さて、僕が密かに期待していたディープサマーは、惜しくも6着だった。
不利な外枠にもめげずに直線坂上で一旦 3着争いを抜け出したかに見えたが、そこまでが精一杯。2歳戦とは思えぬハイペースとなり、本物のスタミナが試されるレースだっただけに、距離的な限界があったのかもしれない。もし内枠に入れていれば、結果は変わったと思うが、それも競馬。次は年明けのシンザン記念あたりかな。
