オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第57回 鳴尾記念   雨・良

1. ◎ サクラセンチュリー   佐藤哲三 ③ 2:00.7
2. ○ スズカマンボ      安藤勝己 ① 1 1/4
3. … エイシンチャンプ    古川吉洋 ⑩ 1 3/4

∴ 的中馬券 馬単 17.2倍×1000円 / 馬連 6.8倍×2000円


ラップタイム

上り  46.7 - 34.8
12.8 - 11.2 - 12.8 - 12.8 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 11.8

シャーディーナイスの作り出した超スローペースからの 5ハロン勝負。
こういうペースだといつもはサンデー産駒の独断場となるのだが、今回は阪神巧者のサクラローレル産駒が目を光らせていた。道中は後方待機からインを強襲、スズカマンボの後ろで脚をためていたはずの馬が、4角ではすでに1馬身のアドバンテージ。


直線内側で早々とスパートの体勢に入れたサクラセンチュリー
一方で、直線外に持ち出した分だけ仕掛けのタイミングが遅れたライバルは、4角でつけられた1馬身の差を最後まで縮めることができなかった。





両馬の実力差が出たのではない。阪神巧者と京都巧者の差が出たのだ。
ていうか、いくらメンバーが手薄だったとはいえ、スズカマンボがここまでかぶること自体が異常だと思わないか。スズカマンボのベストパフォーマンスは、京都新聞杯(2着)であり、萩S(1着 レコード)である。若葉S(2着)にしても、朝日CC(ハナ差 1着)にしても、京都競馬場の時ほどの強さは見せていない。


「オッズギャップを狙い撃つ」には、スズカマンボ馬単の2着付けが正解。
実は何らかの不安を抱えているにも関わらず、ライバル不在のせいで圧倒的人気に押し出された馬がいる場合、「馬単2着付け」で買うのが一番美味しいのである。