第36回 高松宮記念 晴・良
1. … オレハマッテルゼ 柴田善臣 ④ 1:08.0 2. ○ ラインクラフト 福永祐一 ② クビ 3. … シーイズトウショウ 池添謙一 ③ 1 3/4
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 45.6 - 3F 34.3
11.9 - 10.5 - 11.3 - 11.3 - 11.3 - 11.7
相手なりに走るバテないマイラーが1着で、体調7分で出走してきた牝馬が2着。この2頭はともに芝1200m戦初経験ですよ。3着には短期間でダイエットとリバウンドを繰り返すワガママ娘が入りました。これが現在の芝スプリント路線の現状です。ちなみに、4着のプリサイスマシーンも初距離を克服しての好走だった。「中京実績」だけでも通用するレベルになっちゃった。それがちょっと寂しいのです。
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ドバイの結果に関して。ユートピアは「先手を取ればしぶとい」馬だが、まさか4馬身差もつけて圧勝してしまうとはねぇ…。基本的に気分屋さんだから、海外輸送も堪えなかったのだろう。そして、ハーツクライも逃げ切り勝ち。ディープインパクトを破った実績はダテじゃないということ。前に行く脚がありながらも後方待機策をとっていたのは、横山典弘がそういう競馬を教えたから。覚醒したのはルメール様様。
世界最強に挑んだカネヒキリの5着は「善戦」だと思う。これまでの日本馬は、ペースが速くて付いていけないで、そのまま力尽くパターンが多かったが、「ドバイの砂は前が残ってる」のを見て、普段より前目で流れに乗り、そこからさらに伸びたんだから、勝った馬を褒めるしかないでしょ。エレクトロキューショニストは昨年ゼンノロブロイを首差退けた馬。芝でも砂でも強いんです。上には上がいるということ。
UAEダービーのフラムドパシオンだけは勝てると思ってた。世界の壁は厚くて高い。