オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第23回 フェブラリーS    曇・良

1. … カネヒキリ        武豊   ① 1:34.9
2. ○ シーキングザダイヤ    ペリエ  ② 3
3. … ユートピア        安藤勝己 ⑪ アタマ

∴ 的中馬券なし


ラップタイム

上り  4F 49.6 - 3F 37.5
12.2 - 10.7 - 11.0 - 11.4 - 12.1 - 12.9 - 12.3 - 12.3

メイショウボーラーが絶好のスタートを決め、それをユートピアが突付いて、あら大変。いい感じにスピードに乗っちゃったところでトウショウギアがギアチェンジしちゃって万事休す。前半1000mの通過時計が57.4秒という、芝のスプリント戦かと疑う程の超ハイペース。時計の出ないダートでこのタイムですよ。みんな頭おかしい。結果、暴走した2頭は勝ち馬から3秒以上離されたビリとブービーという当然の結果に。


こういうペースだと差し馬が有利に……はならないんだよね。だって、後方待機組も追走するだけでスタミナを浪費してるんだから。「先行馬が止まらない」んじゃなくて、「後方馬が伸びない」の。こういうペースの中、好位で控えて上がり35.7秒の脚で突き抜けたカネヒキリは、それはもう「怪物」と言って差し支えないほどの強さだった。フジキセキ産駒の成長力を見直す必要がありそうやね。これで、フジサイレンスタマモホットプレイドリームパスポートコイウタに続き4週で5重賞ゲットですか。フジキセキ旋風がどうにも止まらない。


暴走特急から離れた番手でレースを進めたシーキングザダイヤは、昨年に続いて通算7度目の銀メダル。左回りのマイル戦はベストの舞台だし、各馬の瞬発力が殺される展開も向いたのに。勝った馬が化け物だったということだね。3着のユートピアは盲点だったね。この馬も左回りのマイル戦だと異常に走る。しかも、「行こうとして一旦待機して差し返す」という器用な戦法を覚えやがった。今後の地方交流重賞では、この2頭と出遅れて競馬にならなかったアデュディミツオーとの争いになりそうやね。


カネヒキリは「もう日本に敵はいない」と思うので、ドバイWCを勝ってきてください!