第22回 ラジオたんぱ杯2歳S 曇・良
1. … サクラメガワンダー 安藤勝己 ② 2:01.9 2. ◎ アドマイヤムーン 本田優 ① ハナ 3. ▲ ヴィクトリーラン 石橋守 ⑨ 3 1/2
∴ 購入馬券なし
ラップタイム
上り 4F 47.7 - 3F 35.3
12.3 - 11.3 - 12.7 - 12.7 - 12.3 - 12.9 - 12.4 - 11.9 - 11.7 - 11.7
前半1000mが61.3秒というゆったりしたペース。タマモサポートのマイペース逃げは、武豊ニルヴァーナが動いたあたりからペースアップすることになる。時計のかかる阪神コースでラスト3ハロンは全て11秒台、しかも、どんどん加速している。勝ちタイムの2分01秒9は、アグネスタキオン(2:00.8)、コスモバルク(2:01.6)に次ぐ歴代3番目。やはり、今年の2歳馬の層の厚さはダテじゃないと思う。
札幌2歳S以来で久々だったアドマイヤムーンは、直線で追われると少し内にモタれたものの、そこからは抜群の伸びを見せた。抜け出してから「ソラを使った」せいもあって、サクラメガワンダーの強襲にハナ差だけ屈したが、内容は悪くなかった。ただ、このレースを見る限り、あんまり距離が伸びるのはよくないかもしれない。父エンドスィープ×母父サンデーサイレンスの組み合わせは、ラインクラフトと同じ配合だしなぁ…
勝ったサクラメガワンダーは、普通に強かったと思う。阪神、新潟のマイル戦では結果が出なかったが、3ヶ月の休養を挟んで大変身した。父は大舞台に滅法強かったグラスワンダー、今年大ブレークしたスペシャルウィーク産駒には負けるわけにはいかないのだ。ヴィクトリーランはしぶとく伸びて3着。未勝利戦の勝ち時計がよかったから注目していたのだが、持久戦でも案外やれそうなタイプなのかもしれないね。