阪神11R 毎日杯 芝2000m
◎コスモオースティン 5人気 2着
○コンゴウリキシオー
▲ローゼンクロイツ
△カネヒキリ
デビュー戦でディープインパクトに千切られてから、何かと怪物と比較されてしまう現在3連勝中のコンゴウリキシオー、ローズバドの全弟にあたるラジオたんぱ杯2歳S 2着馬ローゼンクロイツが人気の中心になりそうだが・・・・
今週は芝刈りを実施しておりません。
開催日の草丈は洋芝が11〜15cm、野芝が約 4cm(枯れた状態)の予定です。
3月のこの時期になっても、なかなか気温が上がらない。気温が上がらないと野芝が育たない。野芝が育たないと芝刈りできない。ただ、洋芝11〜15cmは、いくらなんでも伸ばしすぎだろう。こんな芝状態では、一瞬の瞬発力は殺されてしまう。
スローペースをトコトコついていって、33秒台の末脚でちょこっと抜け出す競馬ばかりしてきたローゼンクロイツには、あまり嬉しくないデータだ。スピードが勝ったエイシンサリヴァン、マルカジークも減点する必要がある。狙い目はパワー型の穴馬!
本命はコスモオースティン、Aコース使用の恩恵を一番受けられるのはコンゴウリキシオーよりもこの馬だろう。あまり人気もなさそうだし、藤田伸二が後ろのローゼンクロイツばかり気にするようなら、余裕の逃げ切りまであり得る。
不良馬場の京成杯では、アドマイヤジャパン、シックスセンス相手に先行策で3着に健闘、続くゆりかもめ賞ではアスカロンの瞬発力にやられたものの2着死守、水仙賞は貫禄の逃げ切り勝ち。前走で2着に退けたディーエスハリアーは、先週のスプリングSで4着した。長距離輸送さえ克服すれば、能力はここでもヒケはとらない。
相手はいい枠を引いたコンゴウリキシオー。皐月賞で主役を張りたければ、斤量57kgで音はあげられない。きさらぎ賞では「このレースだけ勝てればいい」的な消極的な競馬で底を見せた印象もあるが、ここは相手関係も楽だし、脚質的にも有利なので。ローゼンクロイツはとりあえず押さえておくか程度の認識。
穴人気しているカネヒキリは、僕も面白いと思う。芝で2戦してともに大敗、休養を挟んでダートで復帰すると、1.2秒差、1.8秒差と2戦連続で大楽勝。今回は実績の出ていない芝に戻るが、父フジキセキで芝を走らないはずがないし、人気のない武豊は不気味だし、過去にもユートピアの例もあるし、ここで劇走してもまったく不思議じゃない。
馬券は、コスモオースティンからの馬連3点買いで。
馬連 3-2,6,13 計3点 1000円ずつ (確定版)