第12回 平安S 曇・良
1. … ヒシアトラス 福永祐一 ④ 1:50.3 2. … ブラックコンドル 赤木高太郎 ⑧ 3 1/2 3. ○ ジンクライシス 蛯名正義 ① 3/4
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 49.4 - 3F 36.7
12.2 - 10.7 - 12.8 - 12.4 - 12.8 - 12.7 - 12.1 - 12.2 - 12.4
安藤勝己に乗り替わったローエングリンは、大方の予想に反して抑える競馬。
代わりに逃げたのはクーカイ、ローエングリンは2番手、ブラックコンドル、サカラートがその直後につけ、僕の予想とは正反対のスローペースとなる。
蛯名正義も藤田伸二もハイペースを予想してたのか、中団よりやや後ろで待機策。
しかし、スローで流れる馬群は団子状態のまま、終始外を回らせられる始末。両騎手とも前残りの流れを懸念して、4角前で仕掛けるが、ジンクライシスは距離のロスも響いて伸びきれず。ピットファイターに至っては、併せ馬になったジンクライシスに外から閉じ込められて、まとも追えずに万事休す。今回の惨敗は度外視していい。
勝ったのは、追い出しをワンテンポ待って、最内をすくったヒシアトラスだった。
結果だけ見れば、ヒシアトラスの3馬身半差圧勝なのだが、これがそのまま能力差を表しているかといえば疑問。今回は福永祐一が上手く乗っただけであり、キレる足が“一瞬”しか使えないことには変わりない。次のフェブラリーSで過剰に人気するようならば、疑ってかかるべき。まあ、本番で人気するのは根岸S組が中心なんだろうが。
むしろ、次走で狙いたいのは、4着に敗れたサカラートのほう。
長期休養明けにも関わらず、このメンバー相手にこれだけ走れれば、次はまず負けない。