中山11R ステイヤーズS 芝3600m
◎ラヴァリージェニオ 3人気 8着
○エリモシャルマン
△ダイタクバートラム、ハッピールック、メイショウカチドキ
ゴマカシの利かない本物のスタミナと騎手の腕が要求されるマラソンレース。
うちでもセオリー通りに「血統的裏付け」と「騎手」を中心に考えていく。また、5回中山の開幕週だけに、馬場状態も見極める必要があるだろう。秋の中山開催は超高速馬場だったが、洋芝をオーバーシードしたことで、それがどう変わってくるのか。
朝日杯FS、有馬記念に向けて、その辺もしっかりと見極めていきたい。
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本命 ラヴァリージェニオ (57kg 岡部幸雄)
ダート短距離を得意とする子が多いカコイーシーズ産駒にしては珍しい長距離タイプ。これまでの戦績を見ても、芝2500m近辺に良績が集中しているし、母父マルゼンスキーの影響がより強く出たのだろう。スタミナ合戦に不安はない。距離不適の前走でも、最低人気をはね返しての重賞3着。距離が伸びるのは大歓迎、中山芝も[3201]と相性抜群、鞍乗はステイヤーズSの“鬼”岡部幸雄*1、条件はすべて揃った。
対抗 エリモシャルマン (57kg 池添謙一)
母父マルゼンスキー+父トニービン。スタミナ合戦なら負けられない。昨年のこのレースではチャクラとタイム差なしの2着、続く万葉Sでも2着した長距離砲。典型的な冬型馬で、好走実績は11〜1月に固まっている。陣営もそれをよくわかっていて、夏のメトロポリタンSで惨敗したあとは、ここに照準をしぼって放牧に出した。久々のアルゼンチン共和国杯は積極的なレースで0.5秒差の6着、叩き二走目の今回は当然、勝ち負け。
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連下に指名した3頭は、いずれも一長一短なので、信頼しづらいところがある。
当初は「◎○軸2頭固定三連複流しで」と考えていたが、3頭が3頭とも人気しそうなので、素直に◎○のワイド1点で買った方が期待値は上がりそうだ。
ワイド 1-11 3000円