オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

函館9R 函館記念

1. クラフトワーク    横山典弘 ② 2:00.6
2. ファインモーション  武豊   ① クビ
3. ワイルドスナイパー  藤岡佑介 ⑨ 3/4

∴ 的中馬券なし


ファインモーションは、4コーナーまでは抜群の手応えで上がってきて、「さあ、ここから」という場面で、まったく伸びなかった。なんとか地力で2着はキープしたものの、このメンバーでの「2着」なんて、まったく価値がないことは関係者が一番よくわかってるはず。敗因がわからない。すでに闘争心がなくなりつつあるのだろうか。一番不可解なのは、勝負所で伸びなかったことではなくて、あのスローペースで先行すらできなかったこと。3歳時に無敗のまま出走した有馬記念では、タップダンスシチーの作るペースでは(遅すぎて)堪え切れずに暴走したほどの馬だったのに。


次走はおそらく札幌記念。これが秋に向けての試金石となるはず。
もし、札幌でも不甲斐ない競馬をするようなら、秋の牝馬路線の勢力図は、アドマイヤグルーヴダンスインザムードの「二強対決」となるだろう。*1


ファインモーションに対する僕の評価は「GⅡレベル」にまで下落した。
「怪物」の名を欲しいままにしたあの頃の輝きを取り戻したいのなら、次走は圧倒的なパフォーマンスによる「圧勝」が条件だ。それができないのならば、いざぎよく引退したほうが馬のためだと思う。



さて、「洋芝不適」で切ったクラフトワークがインを突いて快勝してしまった。
この馬、典型的な「急坂馬」だし、サウスポー疑惑もあっただけに、あの人気では手を出しづらかったんだよね。まあ、お兄さんも中山金杯で大穴をあけた「急坂馬」でありながら、函館記念で2年連続で「波乱の立役者」になった馬なので、そういう「血統」なのかもしれない。


「函館の芝重賞は、横山典弘の天下!」
これは覚えておいて損はないかもしれない。

*1:スティルインラブはおそらくもう終わった