東京11R ジャパンカップ T2400m

◎キタサンブラック
◎サトノクラウン
▲レイデオロ
△ヤマカツエース

絶好枠を引いたキタサンブラック。ブラックフライデー期間中のジャパンカップ、騎手の不倫スキャンダル（ブラック）、2枠＝黒帽子と条件も全て揃った。さあ、レジェンドたちに並ぶG1 7勝目へ。
しかし、死角は実はある。ここ2戦のレースが"らしくない"んだな。異常な枠のツモ運を見せていた陣営が宝塚記念で外枠を引いたこと、大得意のスタートで後手を踏んだこと、得意の右回りで惨敗したこと。天皇賞・秋でも得意のスタートで「出遅れ」て2戦連続でしくじった事、好スタートからインベタ最短距離を通ってロングスパートで省エネで地味に勝つのが持ち味の馬がドロドロの内からまくり差しという派手なレースをしてしまったこと。ゴールドシップが天皇賞・春で"らしくない"レースで衝撃の勝ち方をした後に大得意の宝塚記念で大ポカしたのを思い出す。スタート難は癖になるのも心配材料。飛ぶことも視野に入れておきたい。（外枠だったら切るつもりだった）
絶好調ミルコの乗るサトノクラウンも本命と同評価。良馬場のせいか3番人気に甘んじているが、T2200m以上では馬場の良し悪しに関わらず崩れていない。香港ヴァーズではあのハイランドリールを捕まえた馬。枠がもう少し内だったら良かったが、大外枠から3歳馬をマイルCS勝たせるミルコなら杞憂か。
ここ数週間で古馬重賞を狩りまくっているハイレベル3歳の総大将レイデオロが▲。前走で快勝したキセキが菊花賞制覇。ドロドロの不良馬場の時期を避けてリフレッシュできているのも良い。問題はその世代の勢いが王道路線の最強古馬にも通用するのかどうか。少し厳しい気もする。
穴なら冬場に強いヤマカツエース。3着ならありそう。三連単の3着付けで狙うのもありか。