オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第52回 有馬記念    晴・稍重

1. … マツリダゴッホ     蛯名正義 ⑨ 2:33.6
2. ◎ ダイワスカーレット   安藤勝己 ⑤ 1 1/4
3. △ ダイワメジャー     デムーロ ⑥ 2 1/2

∴ 的中馬券なし


ラップタイム

上り 4F 48.8 - 3F 36.4
6.9 - 11.2 - 11.2 - 12.1 - 12.4 - 13.4 - 13.2 - 12.5 - 11.9 - 12.4 - 12.2 - 11.7 - 12.5

マツリダゴッホが勝った。勝ってしまった。内々3番手で折り合って4コーナー先頭、あとはセーフティリードを保ってスイスイスイ。そうなんだよ、これがトリッキーな非根幹距離で行う有馬記念なんだよ。買った5頭中4頭が掲示板に入るも、肝心の頭が買えなかった。平成のダイユウサクはお前だったか!*1
AJCCの5馬身圧勝日経賞で見せた超一流の瞬発力、特に日経賞のそれには度肝を抜かれた。以降、天皇賞は距離が長かった、札幌記念は日程延期で調子が狂ったと度外視してきたが、得意の中山でのオールカマーの勝ち方があまりに平凡だったので見切りをつけてしまった。生粋の中山巧者で非根幹距離には滅法強く、先行しやすい3番枠(最も勝利数の多い枠でもある)を引き当てて、鞍上は中山芝2500mに強い蛯名正義。現在思えば、買う材料に溢れてる。


2着のダイワスカーレットはよく走ってる。1周目の4コーナーでチョウサンに絡まれた時は口を割ってたが、厳しいペースも何のその、そこから外に出して立て直して最後まで自分のケイバに徹しやがった。間違いなく歴代最強クラスの女の子やね。ウオッカも相当強いが、スカーレットはさらに二歩先にいる。
3着のダイワメジャーは、道中はポップロックウオッカと同じ位置(中団やや後ろ)にいるんだが、他馬が必死で手綱を扱く中、馬なりのまま内々から「まくる」という離れ業で3着をもぎ取った。この日の馬場状態を考えれば、前に行くのでなければこの方法しかないわな。ダイワ丼の拡連15.2倍が泣ける。
4着のロックドゥカンブは、スムーズに流れに乗れる"センス"が最大の武器なんだから、それを生かさない待機策は意味不明。「行かなかった」なら騎乗ミス、「行けなかった」なら力量不足。菊花賞見てると後者なのかも。
一方、ジャパンカップKU組は全滅。ウオッカはいい。中山に適性がないだけだから。秋4戦目のポップロックも「目に見えない疲れ」で説明できる。負けたと言っても5着だしね。ただ、メイショウサムソンはちょっと深刻かもしれない。前はおろか中団で付いてくことすらできなかった。生涯初の掲示板外の大惨敗。何となくゼンノロブロイのラストランを思い出した。燃え尽きてなければいいのだが。



世相を反映するグランプリ

1. マツリダゴッホ   … 馬インフルで『ゴッホゴッホ』 
2. イワカーレット … ニンテンドー『DS』
3. ダイワメジャー   … 薮田、福盛までが『メジャー』流出

*1:注: ダイユウサクも平成です。