第56回 ダイヤモンドS 晴・良
1. … マッキーマックス 藤田伸二 ③ 3:30.3 (レコード) 2. △ メジロトンキニーズ 吉田豊 ⑦ 2 1/2 3. … トウカイトリック 芹沢純一 ⑨ クビ
∴ 購入馬券なし
ラップタイム
上り 4F 49.0 - 3F 36.6
12.8 - 11.7 - 12.4 - 12.5 - 12.2 - 12.6 - 12.0 - 12.7 - 12.7 - 12.1 - 12.5 - 12.7 - 12.4 - 12.4 - 11.7 - 12.3 - 12.6
13秒台の息つくラップが一つもない。逃げたシェイクマイハートが2周目の3コーナーで早くも馬群に沈むとんでもないハイペース。それを前々で追走したらスタミナ切れるって。フサイチアウステル、オペラシチー、ハイアーゲームらの中途半端な距離適正の馬では上がり38秒台を要してしまう、生粋のステイヤーのためのレース。上位2頭はともにダンスインザダークの子。しかも、レコードのおまけ付き。
勝ったマッキーマックスは、最内を通って伸びてきた。このペースで最後まで脚色衰えず。前走の万葉Sでも引っ掛かりながら僅差の3着していたし、生粋のステイヤーだったんだろう。3歳時はシンザン記念、きさらぎ賞、毎日杯で1番人気してたなんて信じられないほどのズブさ。勝利ジョッキーインタビューで「4コーナーで進路をカットされたこと」をかなり怒っていたが、そんなの感じさせないほどの鋭い末脚だった。
マッキーマックスを選んだ藤田伸二に捨てられたフサイチアウステルは、道中折り合ってはいたが、直線に入った時はすでに手応えが怪しかった。ハイアーゲームもそう。本質的な中距離馬には厳しすぎる展開。それだけに、最後に差してきたトウカイトリックには驚いた。こんなにスタミナあったんだね。父エルコンドルパサーの代表産駒になるかもしれないな。にしても、この決着で30倍しかつかないのは納得できないよな…