オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

中山9R  有馬記念  芝2500m

ディープインパクト    1人気 2着
オースミハルカ
コスモバルク
オペラシチー


さて、グランプリです。無傷の8連勝を目指すディープインパクトの一本被り…と思いきや、単勝オッズ1.4倍という有様。応援馬券もかなりの割合で入っているはずなので、サンデーサイレンスの最後の置き土産を疑ってかかってる人は意外と多いようだ。辛勝だった弥生賞、落馬寸前だった皐月賞と同じ中山コース、初の古馬との対戦、菊花賞で見せた掛かり癖。たしかに不安材料がないわけではない。


実際、菊花賞には失望させられた。上がり33.3秒ばかりが注目されているが、あれだけスローだったのだから、出せて当然の数字だろう。ダンスインザダークと時のそれとは違う。菊花賞を見た第一印象は「なんて弱い世代なんだ」というものだった。インティライミがいたら、5馬身前方にいたと思う。ウンコレース。案の定、今年の古馬混合重賞を3歳馬は1勝もしていない。今年の3歳牡馬は、史上稀に見る低レベル世代。


一方、古馬に目を移して見ても、ハイレベルとは言い難いのが現実。現4歳世代は、キングカメハメハ以外はウンコー。それはコスモバルクハイアーゲームスズカマンボの不振っぷりを見ればわかるだろう。ハーツクライだけはそこそこ頑張っているが。その上の世代は平均レベル。無事是名馬ゼンノロブロイが漁夫の利トリプルクラウンを達成したものの、ネオユニヴァースリンカーンの故障に助けられた面も大きい。




弱い古馬 vs 弱い3歳馬という図式。




こんなんだから、いつまでもタップダンスシチーに活躍されたり、同期の牝馬にGⅠを持って行かれたりするんだ。まあ、ジャパンカップの超高速決着を経験していない分だけ、3歳馬のほうが有利だと思うけどね。あの時計で走って、反動がないわけがない。それこそ、木曜のエントリーで書いたように、テイエムオペラオーの引退レースとイメージがかぶるわけですよ。


全盛期のタップダンスシチーであれば、シンボリクリスエスがいれば、弱い世代のお山の大将ディープインパクトは返り討ちにされただろう。しかし、強い古馬はすでに衰え、残っているのは牝馬に先着される程度の馬だけ。タップダンスシチーコスモバルクビッグゴールドオースミハルカと先行馬が揃ったし、スローペースになることはあるまい。それなら、ディープはここも勝てる。


ディープ以外は団栗の背比べ。ゆえに、印のない馬を買えばいいのです。

馬連 6-4,11,16   計3点 1000円ずつ (自信度:☆☆)