オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第132回 天皇賞    晴・良

1. ◎ ヘヴンリーロマンス    松永幹夫 ⑭ 2:00.1
2. ○ ゼンノロブロイ      横山典弘 ① アタマ
3. … ダンスインザムード    北村宏司 ⑬ クビ

∴ 的中馬券 馬連 123.4倍×2000円


ラップタイム

上り  4F 45.4 - 3F 33.6
13.4 - 11.5 - 12.1 - 12.5 - 12.9 - 12.3 - 11.8 - 11.0 - 11.2 - 11.4

ゲートを出て馬なりで先手を奪ったストーミーカフェがしっかり折り合い、タップダンスシチーバランスオブゲームも競り掛けない。前半1000mは62.4秒、予想外の超スローペース。展開予想は「狂」と出た。直線の瞬発力勝負なら牝馬優位、ヘヴンリーロマンスが最も苦手とするペース。にも関わらず…


普段ならこういうペースになると精神と肉体のバランスを欠くダンスインザムードが、ばっちり折り合ってしまう。4コーナーでも手応え十分、内で苦しみもがくタップダンスシチーを尻目に楽々抜け出してしまう。それを力で捻じ伏せに行った前年の王者ゼンノロブロイ、それをさらに内側から交わしたのは白い帽子、ノースヒルズマネジメントの勝負服。そう、僕が本命に推したヘヴンリーロマンスである。


一旦抜け出たダンスインザムードの上がりが33.3秒、それを交わした2頭の上がりは32.8秒を計測した。これでは後ろの馬は届かない。瞬発力に富むサンデーサイレンス産駒が上位を独占したのも、このレースを象徴する結果と言えよう。にしても、これまで瞬発力不足に泣いてきたサンデー産駒2頭が、究極の瞬発力勝負を制してワンツー決着してしまうとは皮肉なものだな。


アサクサデンエンは完調手前でよく走っている。距離も全く問題なかったね。マイルCSに出てくるなら、完全に復調したダンスインザムードとともに、当然重い印が必要。逆に、ヘヴンリーロマンスエリザベス女王杯はわからなくなった。坂のない京都で瞬発力勝負して、再びスイープトウショウに先着できるのだろうか。間隔を空けないでレースに使うことは、この馬には「吉」と出そうだが…



にしても、展開は外れていたのに、印の4頭が全て掲示板という完璧な予想だった。当たる時はこんなものなのかもしれない。万馬券を1000円単位で取ったのも初めてなら、20万円以上の払戻金を得るのも人生初の快挙である。レース前から予感めいたものはあったとはいえ、自分でもびっくりした。


ただ、「自信があった」レースで◎→○決着(123.4倍)したのなら、もうちょっと勝っててもいい気はする。馬連ボックスというのは、我ながら消極的な買い方だった。これは、今年のNHKマイルCで完璧な予想をしながら、買い方をしくじってハズれたのが影響している。あれからリズムが狂ってしまった。ラジオたんぱ賞でも同じミスを犯す体たらく。馬単も買わず、馬連のボックス買いのみにしたのは、自信をなくしてたからなのです。馬券の買い方は永遠のテーマですね。


最後に、たくさんのコメント、トラックバック、ありがとうございました。