新潟11R 新潟記念 芝2000m
◎ヤマニンアラバスタ 3人気 1着
○フォーカルポイント
注グラスボンバー
先週のアイビスサマーダッシュを見るまでもなく、現在の新潟芝コースは外側ばかりが伸び、内側はまったく伸びないという超トラックバイアスが存在する。下手するとチャクラが逃げるんじゃないかというスローペース必至のメンバー構成だが、ここは敢えて瞬発力に富む後方待機馬から狙ってみたい。
本命はヤマニンアラバスタ。まだ1000万条件を勝ったばかりの条件馬だが、ホープフルS 2着、フラワーカップ 2着、オークス 3着等の実績のある馬。紫苑Sの4着降着からリズムを崩して、今春まで連敗を繰り返したが、馬体を回復させてきた前走(+18kg)で復活。状態さえ元に戻れば、牡馬相手でも善戦できる素材であることは、エアシェイディを追い詰めたホープフルSで実証している。ハンデ52kgなら頭から行ける。
相手は、同じく条件馬のフォーカルポイント。瞬発力勝負ならこっちのほうが上。京成杯でキングカメハメハに黒星をつけた33秒台の末脚が復活した現在、地方ローカルのGⅢ戦で足踏みするわけにはいかないだろう。秋の天皇賞で好勝負できるかどうかの試金石。
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人気を集めそうなダイワレイダースだが、久々のエプソムカップが-18kg、次の七夕賞ではさらに4kg馬体を減らしていた。いくらなんでも反動が心配だし、七夕賞から1kg増の57kgも楽観視できる材料ではないと思う。それなら、前走から斤量据え置きのグラスボンバーのほうが狙い目なのではないか。七夕賞では展開に恵まれずに0.2秒差敗戦、計算上は逆転してもおかしくない。
ただし、現在の荒れた新潟芝コースでミスプロ系の同馬が走れる保証はどこにもないわけだが…
馬連 6-7 計1点 3000円 (自信度:☆☆☆☆)