中京11R 高松宮記念 芝1200m
◎プレシャスカフェ 1人気 3着
○メイショウボーラー
▲アドマイヤマックス
注ゴールデンロドリゴ
真夏の名物中距離GⅡだった高松宮杯が電撃6ハロン戦に模様替えしてから、今年で節目の10年目を迎える。改革初年度には、あのナリタブライアンの挑戦があったりして・・・な〜んて思い出話はおいといて、このレースの歴代の勝ち馬の傾向を探ってみると、生粋のスプリンターばかり*1 であることがわかるだろう。
また、2着馬まで目を広げると、マイラーの姿*2 も見えてくる。絶対的なスプリンターには敵わなくても、ある程度の恰好はつけられるレースなのだ。3着にはとんでもない人気の馬が突っ込んでくること多数。3着馬は、1,2着候補とは別枠で考えるべき。
となれば、素直にスプリント実績 7戦7勝のプレシャスカフェから買っておけばいい。メンバーの強弱に関係なく僅差の勝利しか経験してないので、全体的に地味な印象は拭えないが、ごちゃついた馬群の中からゴールデンキャストを弾き飛ばして伸びてきた前走を見ると、決してセンスだけの馬じゃないことがわかる。キレる脚が一瞬しか使えない(ピュッと伸びる感じ)ので、小回りコースになるのも好材料だ。
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相手候補 メイショウボーラーについて。テンの速さでは国内無敵のカルストンライトオが13番枠に入ったことで、メイショウボーラーは外からかぶせられることになりそうで、そこでムキになってしまうと後続の思うツボになる。
メイショウボーラーが勝つためには 4角先頭! 早めに逃げ馬を捕まえにいき、あとは持ち前のスタミナで粘り切る戦法しかない。もともと東京マイルや皐月賞を走りきるだけのスタミナのある馬。純粋スプリンターではないこの馬が自分の力を出しきるためには、アドマイヤコジーン戦法をとるしかないのだ。ただ、それをやってしまうとカルストンには勝てても、プレシャスカフェには絶対に勝てないわけだが・・・・
もう1頭の相手候補は、アドマイヤマックスである。ノーザンテーストの肌馬にサンデーサイレンスはデュランダルと同じ配合だが、この馬は本質的にはマイラー。ただでさえ、スプリント戦に実績がないのに、不利な大外枠に入ってしまって、あああぁぁ・・・・・
【過去10年 18番枠の成績】 97年 エイシンバーリン 3人気 2着 02-02 01年 テネシーガール 16人気 3着 03-03 02年 トキオパーフェクト 11人気 12着 14-12 03年 サニングデール 2人気 2着 07-07 04年 キーンランドスワン 8人気 3着 11-11
・・・・そうでもないみたいだ。大外枠だと開き直って乗れるからなのかもしれない。そういえば、2年前のサニングデールの時も「不利だ!不利だ!」と言われてたが、福永祐一が上手く乗って2着まで持ってきた。今回のアドマイヤマックスの屋根は天才武豊、富士Sのように前に行ければ普通に大丈夫なんじゃないか。武豊人気と大外敬遠の効果がお互いに打ち消しあってくれれば、こっちとしては儲けモノ。
馬券はプレシャスカフェからの馬単で。三連単で買いたい人は、(注)を参考にどうぞ。
馬単 12→7,18 3000円 / 2000円 (確定版)
■ 参考レース
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050302/p2
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050223/p1
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050207/p2
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20041221/p2