オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

東京11R  東京新聞杯  芝1600m

ウインラディウス   3人気 8着
キネティクス
メテオバースト
アサクサキニナル


東京開催初日の結果を見れば、差し馬有利馬場と読んで、まず間違いなさそう。
そもそも、府中のマイル戦というのは先行逃げ切りが難しいコース*1 なので、現在の芝状態がその傾向に拍車をかけることになりそうだ。





“強烈な差し馬”といえば、真っ先にハットトリックの名が挙がる。6戦5勝、現在は3連勝中、負けたのは格上挑戦したラジオたんぱ賞のみ。マイル戦は得意中の得意で、京都金杯も完勝だった。元はといえば関東馬で、東京コースは2戦2勝、しかも上がり32秒台をはじき出したコースである。鞍乗はすでに重賞を3勝している武豊、断然の一番人気に押されるのも頷ける。


でも、今年の京都金杯って、そんなにレベルの高いレースだっただろうか?
昇級初戦だったアルビレオにわずか0.1秒差、3着には不調にあえいでいた牝馬アズマサンダース。その程度のメンバー相手にハンデ54kgで勝ったところで、骨っぽいメンバー相手の重賞レースで単勝1倍台の評価を受けるのはおかしいと思う。


その前走で、3角で不利を受けながらも僅差の4着に健闘したキネティクスハットトリックが斤量2kg増なのに対して、キネティクス据え置きの55kgで出走できる。東京コースもキャピタルSで克服済み。理論上は逆転可能。そもそも、実績的にはウインラディウスのほうが格上の存在なわけで。


「遅れてきた大物」だか何だか知らないが、格下馬相手に素質の違いだけで勝ってきた馬が無事に通過できるほど、府中のマイル重賞は甘くない。それに、京都コースでキレまくる馬って、東京コースでは人気でコケることが多い*2 しね。





本命は、連覇のかかるウインラディウススプリンターズS 6着以来のレースになるが、久々を苦にする馬じゃない*3 ので、心配無用だろう。テンの速いスプリント戦よりも、平均的に流れが速くなるマイル戦のほうが競馬しやすいのは明らかだし、雨で稍重だった京王杯スプリングカップで驚異のレコード勝ちした地力は、このメンツでは頭一つ抜きん出ている。


対抗は、前述した通りの理由で、キネティクス。昨秋、太め残りの状態ながら、アドマイヤマックスモノポールと接戦したメテオバーストが単穴。捻挫でAJCCを回避したとのことで、体調面では少し不安が残るが、距離はマイルがベストだと思うので、侮れない存在。ニューイヤーS 2着のアサクサキニナルも、コース替わりで逆転が見えてきた。


馬券は馬連のボックスで。
昨年は▲○◎で大的中してるゲンのいいレースだし、プチ勝負してみたい。

馬連 BOX 2,3,7,12  計6点 1000円ずつ

*1:全盛期のローエングリンも最後に差されたでしょ?

*2:昨年のサイドワインダーとか

*3:昨年も、休み明け 7番人気の低評価を覆しての勝利だった