期待平均試行回数
ちょっとした数字遊びでも。
平均投資金額*1、平均回収金額*2 を求めて、後者を前者で除することによって、期待平均試行回数*3 が算出できる。その横の列に付け足した「逆数値」というのは、「的中率の逆数」のこと。つまり、実際平均試行回数である。この値を期待平均試行回数が上回るようにしてやれば、回収金額はマイナスにはならない。
的中率が、そう簡単にあがるものではないのは、前章で述べた通り。
つまり、実際平均試行回数(=1 ÷ 的中率)は、ほぼ一定の動きをする*4 と考えてよい。回収率をあげるためには、期待平均試行回数を上昇させることである。
以下、上半期の成績。
下半期の成績も載せてみる。
10月以降は、試行回数の値が 9.00前後まで上昇していることがわかる。
11月はたまたま的中率が低かったので、回収率は100%越えギリギリだったが、同じ水準の期待平均試行回数だった10月は、大きなプラス収支だった。これより、11月の予想方針はそれほど悪くなかったことがわかる。
4月と6月の差についても同様。見せかけの数値に騙されぬようにしたい。