京都11R スワンS 芝1400m
◎シーイズトウショウ
○マルターズヒート
▲メイショウボーラー
△ギャラントアロー、エイシンツルギザン
本命 シーイズトウショウ (56kg 池添謙一)
CBC賞勝ちがあるため、56kgと斤量は背負わされるが、もともとスプリント路線でデュランダル、サニングデール相手に善戦していた馬。このメンバーに入れば断然だろう。池添謙一が乗ってくれるのもプラス材料。京都の芝1400mは、坂がないせいか、スプリンターでもこなせてしまうコース。*1 桜花賞2着の実績があるこの馬に「距離不安」を唱えるのは失礼だ。叩き二走目、牡馬の迎撃態勢は整った。
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二番手以降は大混戦。休み明けの3歳馬 VS 伸び悩む古馬という図式か。
これが、大将格デュランダルが抜ければGⅠの勲章をツルマルボーイに持って行かれるような低レベルのマイル界、馬場が渋っただけでカルストンライトオに大差の逃げ切りを許すような情けないスプリント界の実情である。
対抗 マルターズヒート (53kg ルメール)
まだ3歳の牝馬だが、昨年のフェアリーSを0.5秒差で突き抜けた馬である。しかも、京都はエルフィンSという、この馬のベストパフォーマンスを披露したコース。次のフィリーズレビューこそ、武豊の空気読めない最後方一気でムーヴオブサンデーに逃げ切りを許したが、それでも33秒9の末脚は際立っていた。京都芝1400mはベストの舞台。休み明けでも乗り込み量は豊富。53kgなら面白い存在だ。
単穴 メイショウボーラー (55kg 福永祐一)
弥生賞、皐月賞と距離の壁を相手に大健闘、NHKマイルカップではキングカメハメハ相手に正攻法で挑んで 3着に粘った。安田記念まで使ったのが余計で、そのせいで疲れが抜けるのに時間がかかってしまったが、もともと仕上がりは早いタイプ。それほどレベルの高くない現在の短距離界ならば、十分に勝負になると思う。
連下 ギャラントアロー (58kg 幸英明)
京王杯SCの惨敗で休養に入ればよかったものの、無意味に真夏のプロキオンSに使ったりしたせいで、昨年に続いて*2 スプリンターズSに使うことができなかった。だから「辞めておけ」って書いたのに。今回は休み明け、調教も終い重点ばかり。こういう「走りそうもない」時に走るのがこの馬の特徴。*3 絶好の2番枠を引いたし、楽に逃げられるだろう。逃げ馬が4角で後続を自動的に引き離せるのが京都コースの特徴。反撃の秋へ。ギャラントアローの秋は、まだまだ終わっちゃいない。
連下 エイシンツルギザン(57kg 安藤勝己)
腐ってもNHKマイルカップ2着馬。後傾ラップでしか好走できないゴールデンキャストを買うぐらいなら、ギャラントアローの作り出す前傾ラップでの好走歴があるこっちを買うほうがはるかに理に叶ってる。先週の富士Sにも登録していたぐらいだし、仕上がりは悪くないと思う。鉄砲実績もあるので、注意しておきたい1頭だ。
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まあ、芝状態も天候もイマイチ読めないので、少額投資に徹することにするのだが。
三連複 軸1頭(11)流し-2,12,16,18 計6点 300円ずつ