阪神11R 宝塚記念 T2200m
◎パフォーマプロミス ○ヴィブロス ▲ダンビュライト △ゼーヴィント
キタサンブラックという大きな核が抜けた古馬長距離路線。春の天皇賞Vレインボーラインがそのまま引退、2着シュヴァルグラン、3着クリンチャーも不在。大阪杯初代王者スワーヴリチャードはじめ1〜3着を独占した強い明け4歳3頭も不在、安田記念でも1〜6着まで独占した明け4歳軍団も軒並み不在。昨年の覇者サトノクラウンは本調子になく、かつての王者サトノダイヤモンドはフランス遠征後大不振に陥っている。
このメンバーならハンデG2勝ちしかないパフォーマプロミスでも通用するのではないか。父ステイゴールドはゴールドシップ、オルフェーヴル、ドリームジャーニーとグランプリに滅法強く、非根幹距離で力のいる芝コースでこそ真価を発揮する血統。休み明け目黒記念のレースも悪くなかった。斤量増をこなせればチャンスはある。エポカドーロ、アエロリットと100点のレースをして銀メダルに泣いた戸崎圭太が最後に笑って春を〆れば大団円。
相手は2年続けてドバイで結果を出したヴィブロス。距離が1ハロン長いのはネックだが、折り合いさえ付けば克服できない距離ではない。強い明け4歳世代▲ダンビュライトは、T2200mなら同世代の菊花賞馬キセキよりも強い。長期休み明けを2度叩いたゼーヴィントが大穴。