第11回 NHKマイルカップ 雨・良
1. … ロジック 武豊 ③ 1:33.2 2. … ファイングレイン 横山典弘 ⑨ クビ 3. … キンシャサノキセキ 安藤勝己 ⑥ 1 1/2
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 47.5 - 3F 35.7
12.1 - 10.8 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.5
勝利騎手インタビュー
「正直言って今回は厳しいと思っていた。馬の状態はすごく良かったけど、これまでGⅡ、GⅢで2,3着が精一杯でしたから…」
これまで3着を外してない実績を買われての3番人気。単勝は8.7倍をつけた。しかし、武豊のこの言葉が全てを表していた。目の肥えたファンも、実況アナウンサーも、管理している橋口弘次郎調教師も、乗っているジョッキーまでが「過剰人気」だと判断していた。それもそのはず、シンザン記念もアーリントンCもNZTも、着順以上に完敗だったのだから。4年前にノーリーズンが皐月賞を制した時、「(勝った)理由がないからノーリーズン」というフレーズが流行ったが、今回は「論理では解けない問題、ロジック」とでも書けばいいだろうか。いくら直前の雨で排水溝のあるインだけが伸びるトラックバイアスに助けられたとは言ってもねぇ。脚色では圧倒的に勝っていたキンシャサノキセキが差せなかったのは、この馬場差のせいだと思います。
結局、こういう難しい馬場で実力伯仲のメンバー構成になると、「騎手の力量がモノを言う」んだよね。武豊、横山典弘、安藤勝己。奇しくも、戦前評が酷似していた桜花賞と全く同じ組合せですよ。ということは、翌週は「騎手関係ないやん」となるのかな。あの時は、石橋、高田だったから、今回は…江田照男のヤマニンアラバスタとかいいのではないでしょうか。
人気を背負って出遅れた先生は、やはり先生だったということで。