オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第53回 日経新春杯    晴・稍重

1. … アドマイヤフジ      福永祐一 ② 2:26.3
2. ▲ スウィフトカレント    岩田康誠 ⑥ アタマ
3. … インティライミ      佐藤哲三 ① クビ

∴ 的中馬券なし


ラップタイム

上り  4F 48.5 - 3F 36.3
12.6 - 10.9 - 11.3 - 12.7 - 12.4 - 12.5 - 12.7 - 12.7 - 12.2 - 11.7 - 12.0 - 12.6

「行く馬がいない」「スローペースの瞬発力勝負」という大方の読みとは裏腹に、好スタートを決めてしまったキョウワスプレンダが先頭を譲らず、トウカイトリックとやり合う形になって速い流れになってしまった。先行した2頭もバテてはいないが、このペースでは、差し馬の決め手には屈してしまうのは仕方ないこと。上位3頭は展開にも恵まれたよね。条件馬のスウィフトカレントでもこれだけやれちゃうんだもんなぁ…


さて、こういう流れになると、長くいい脚を使うインティライミの独断場になるのだが。最後の最後で粘りきれなかったのは、休み明けとトップハンデのせいだろうな。引っ掛からなかったのは最大の収穫。次はもっと良くなるはず。3000m超のレースでは、ディープインパクトを倒せる馬だし、倒さなくてはいけない馬。有馬記念上位組に割って入れるだけの存在感は示したと思う。上出来!


勝ったアドマイヤフジは、古都Sからの連勝を決めた。馬力のいる阪神コースでこそ、の馬だと思っていたが、馬体の充実とともに、京都型の瞬発力も生かせるようになってきた。母親のアドマイヤラピスは、バリバリの奥手のステイヤーだった。この馬もまだまだ成長する。新馬戦を見た時は「怪物」だと思った。ようやく、素質に身体が追いついてきた感じ。未完の大器が、充実の春を迎えようとしている。