第40回 シンザン記念 晴・良
1. ▲ ゴウゴウキリシマ 石橋守 ⑧ 1:34.4 2. … グロリアスウィーク モンテリーゾ ⑥ クビ 3. ○ ロジック 武豊 ② 2 1/2
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 46.7 - 3F 34.7
12.5 - 11.2 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 11.5 - 11.3 - 11.9
結果だけ見れば、ただのスローの前残りレースでしかないように見えるが、このラップタイムを京都金杯と比べてみれば、その優秀さが浮き彫りになる。シンザン記念はゴウゴウキリシマの逃げ切りで、京都金杯はビッグプラネットの逃げ粘りだった。決め手も同じレースだけに、かなり信頼できる比較対象だと思う。
【参考】 京都金杯のラップタイム
上り 4F 46.7 - 3F 34.9
12.2 - 11.1 - 11.8 - 12.2 - 11.8 - 11.2 - 11.4 - 12.3
この時期の3歳馬が、古馬重賞と遜色ない*1 レースをしているのである。さりげなく、レースレコードだし。決して「時計が出やすい」わけではない。にも関わらず、シーキングザパール、タニノギムレットら、先人たちの偉大な記録を塗り替えてしまった。それも、一線級よりも「一枚劣る」と見られていたロジック、イースターよりも人気のなかった伏兵馬が、である。今年の3歳馬はどこまで層が厚いんだろう…
これがキングヘイロー産駒初の重賞制覇。最強世代の2世たちが競馬界を圧巻する。
*1:むしろ、最後に加速している分だけ上かも?