第25回 ジャパンカップ 晴・良
1. ○ アルカセット デットーリ ③ 2:22.1 (レコード) 2. … ハーツクライ ルメール ② ハナ 3. ◎ ゼンノロブロイ デザーモ ① 1 3/4
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 48.1 - 3F 36.3
12.5 - 10.7 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 12.4
あのホーリックスの世界レコード(2分22秒2)が塗り替えられてしまった。前日のJCダートも痺れたが、このレースの興奮度も、それに勝るとも劣らないものだった。まず、逃げたタップダンスシチーの潔さが素晴らしい。天皇賞では「らしくない」スローの2番手待機策で失望させられたが、今回は違った。ストーミーカフェなんかに行かせるものか。前半2000mの通過時計が1分57秒7、天皇賞レコードより速いとか…
最後の直線でタップダンスシチーが捕まった後、アルカセットとゼンノロブロイが抜け出してきたのを見て「馬券取った」と思った。でも、スローの瞬発力勝負には滅法強くても、こういう消耗戦には弱いのがゼンノロブロイクオリティ。案の定、ラスト100mで一杯一杯になってしまって、ペースを味方につけたハーツクライにアッサリ交わされ万事休す。それでも、ハナ差交わさせないアルカセットは、さすが世界の強豪だということ。
デットーリ騎手は、これでJC3勝目。しかも、すべてがハナ差の勝利である。勝負強い星に生まれた騎手なんだろう。一方のルメール騎手は、先週のマイルCSに続いて、またもハナ差の2着。横山典弘と同じ星に生まれたに違いない。デザーモ騎手は、すっかり3着キャラになってしまったな。リンカーンの思わぬ好走で、人気薄になった有馬で狙う計画が白紙になってしまった。グランプリはケンするかもー。