東京10R 天皇賞 芝2000m
◎ヘヴンリーロマンス 14人気 1着
○ゼンノロブロイ
▲スイープトウショウ
△アサクサデンエン
ネット予想界で僕がそれなりに脚光を浴びたのは、昨年の秋の天皇賞で、13番人気ダンスインザムードに本命を打ってから。それ以外にも、宝塚記念、有馬記念の◎シルクフェイマスで10万円単位の儲けを出したが、インパクトだけならあのレースだったと思う。ツルマルボーイが3着に届いていれば、三連複まで的中で儲けは20万円を越えたからなぁ…。(実際は4着でした)
今年のメンバーは、「一長一短」「どんぐりの背比べ」と言った感じの大混戦。「万全の状態ではない」と公言しているゼンノロブロイが少し押し出されて人気しているが、他は軒並み似たような単勝オッズが並ぶ。こういう時は、高配当領域が抑えこまれる三連単よりも、ワイドや馬連のほうが回収効率がよかったりする。さて、今年も大勝負しますか。天皇賞は第10レースなので、お間違えのないように。
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レースを前を引っ張るのは、おそらくストーミーカフェだ。タップダンスシチーは左回りでは埒を取らなくても平気なので、2番手待機策でくると思われる。バランスオブゲームもダンスインザムードも無理に競ることはしないだろう。前半1000mが59.0秒前後の平均ペース。速くも遅くもない、だけど引き締まったラップタイム。ローエングリンがそこそこ飛ばした昨年と似たようなペース。
こういう展開でこそ強い馬がいる。そう、連闘で札幌記念を勝ったヘヴンリーロマンスである。スローペースのキレ合戦になりやすい牝馬限定戦では凡走するものの、牡馬相手のタフな展開になると好走する。エリザベス女王杯ではなく天皇賞を選んだのは大英断だと思う。調教タイムも抜群、人気もない。狙い目。
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050824/p1
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ゼンノロブロイは対抗評価。馬の地力も然ることながら、“仕事人”横山典弘が魅力的すぎる。藤沢和雄厩舎とのタッグでは特に信頼度が高い。タイキシャトルの代打騎乗を見事にこなし、岡部騎手へとバトンを渡した。ゼンノロブロイで青葉賞を勝ち、ダービーでも2着、秋の飛躍へとエスコートしたのも横山典弘騎手。対抗以下には下げられない。「1回限り」の今回も、しっかり仕事してくれるはずである。
毎日王冠でひと叩きしたスイープトウショウが単穴。もともと鉄砲駆けする馬じゃないので、前走の敗戦で評価を下げる必要はない。安田記念以来となるアサクサデンエンも要チェック。条件戦、オープン特別で「差し届かず」ばかり経験していた馬が、「流れ」に乗ることを覚えて、6歳にして一気に才能が開花した。エアジハード級にまで成長した現在なら、体調7〜8割で走っても不思議じゃない。
調教でバカ駆けしたハーツクライが偉く人気しているようだが、横山典弘騎手からの乗り替わりが超マイナス。C.ルメール騎手も下手ではないが、こういう追い込みタイプを持ってくるイメージはない。彼にはダンスインザムードに乗って欲しかった。リンカーンは東京コースで走るイメージが沸かない。スズカマンボは久々と関東遠征が、サンライズペガサス、テレグノシスは中距離戦のタフなペースがネック。タップダンスシチーはようわからん。
買い目は印4頭のボックス買い。密かに自信あるよん。
馬連 ボックス 1,5,13,14 計6点 2000円ずつ (自信度:☆☆☆☆)