オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

東京10R  東京優駿  芝2400m

ディープインパクト   1人気 1着
アドマイヤジャパン
ローゼンクロイツ
アドマイヤフジ


5月最後の望みだった欅Sが完敗に終わり、今月のプラス収支は絶望的になった。だからといって、ダービーに大金を投資する気にもなれない。オーラスで役満を狙ってハコるぐらいなら、ビリのままでもいいから、次半荘に備えて振り込まないように注意するのがセオリー。競馬ファンを公言している以上、ダービーの予想には真剣に取り組むが、それにお金を賭ける価値があるかどうかはまた別の話でしょ。



ダービーというレースほど、先行馬が馬券にならないレースはない。過去10年を遡ってみても、4コーナーで5番手以内にいた馬は4頭しかいない。ジェニュイン、サニーブライアンゼンノロブロイキングカメハメハだけである。前2頭は皐月賞馬だし、ゼンノロブロイは現役最強馬、キングカメハメハに至っては説明不要だろう。


トライアル戦でそこそこ好走する程度の実力の先行馬では太刀打ちできない。マイネルレコルトダンツキッチョウレベルでは、前に行ってもたかが知れている。そして、“まくり”で勝てるほど甘いレースでもない。ダービーをまくりで勝ったのは、キングカメハメハナリタブライアンウイニングチケットぐらいじゃないか。インティライミ辺りの伏兵馬がこの芸当をやったところで、ハイアーゲームの二の舞になるだけだ。


ダービーを堂々と逃げ切ったミホノブルボンアイネスフウジンに肩を並べるだけの素質を持ったストーミーカフェは早々とリタイア。青葉賞京都新聞杯経由の未対戦組も迫力不足感は否めず。前日オッズでは、単勝1.2倍。2番人気のインティライミが18.1倍であることを考えれば、これが如何に異常な数字であるかわかるだろう。


プリークネスSで4角の落馬寸前の不利を克服して4馬身離したアフリートアレックスも衝撃だったが、ゲートで躓いて落馬寸前になる不利がありながら、鞭を一発使っただけで突き抜けた日本のディープインパクトも“衝撃度”では遜色なし。焦点は2着争い。

2着争いのポイントは、無理に勝ちに行かないこと。佐藤哲三藤田伸二、K.デザーモあたりの勝ちを意識している騎手はキケン。如何にディープインパクトを無視できるか。これに尽きると思う。GⅠでは役不足だって構わない。どの馬にも脇役になる資格はあるんだ。僕の挙げる2着馬候補は、ローゼンクロイツアドマイヤジャパンアドマイヤフジの3頭。現在の瞬発力が生きて時計の出る馬場状態もこれを後押し。


アドマイヤジャパンは、本来なら「打倒!ディープインパクト」に燃えるはずの馬だったが、勝ち気の横山典弘が騎乗停止になったことにより、幸英明に乗り替わったのが逆に好材料かもしれない。馬の実力を発揮することだけに集中してくれれば、実力があるだけに、2着争いの中では頭一つ抜け出せるだろう。


買い目は、馬連3点のみ。今回に限っては、馬単馬連みたいなもんでしょ。

馬連 5-3,6,14  計3点 1000円ずつ (確定版)



■ 参考レース
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050510/p1
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050510/p2
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050503/p1
http://d.hatena.ne.jp/tubame0604/20050418/p1