オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第10回 NHKマイルC   曇・良

1. ○ ラインクラフト     福永祐一 ② 1:33.6
2. △ デアリングハート    後藤浩輝 ⑩ 1 3/4
3. ◎ アイルラヴァゲイン   横山典弘 ④ クビ

∴ 的中馬券なし


ラップタイム

上り  4F 46.2 - 3F 34.2
12.5 - 11.0 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.3 - 11.6

前半1000mが59.4秒、東京芝1600mとしては珍しくスタミナを要求されないスローペースでの上がり勝負になってしまった。ディープサマーが控え、ビッグプラネットが折り合ってしまったのが全ての元凶。押し出されるようにして逃げたエイシンヴァイデンが直線坂下まで抵抗して、最終的にも6着に粘ってしまうぐらいだもの。


というわけで、勝ったラインクラフトは、スローペースと読み切って3番手追走から埒沿いのグリーンベルトを突き抜けさせた福永祐一騎手のファインプレーが大きかった。初輸送でも体重を減らさず、状態も桜花賞以上。本当にタフな牝馬だ。東京マイルを走れるなら、小回りな京都芝2000mも克服できるはず。秋が楽しみである。


もう1頭の牝馬デアリングハートは、先行集団から勝ちに行っての堂々2着。またしても同じ相手に出し抜かれたが、レースをするごとに馬体重が増え続けているあたりに、現在の充実度が伺える。この馬も秋が楽しみ。ただ、京都コースとの相性が…



好位から差してきたアイルラヴァゲインは3着が精一杯。もっと前に行けば、末が甘くなる馬だし、他力本願ではGⅠは勝てないということか。でも、直線の伸びっぷりから、2着はあると思ったんだけどなぁ。三連複を押さえてなかったことを激しく後悔。orz


後方待機組は、完全に持ち味を殺されてしまった。ただ、ペールギュントはまたしても馬体重を減らしていたように、展開が向いても好走できたとは思えない。マイネルハーティーに関しては、左回りが合わないのだろう。中途半端な実力しかない牡馬勢では、桜花賞で上位を占めた世代トップクラスの牝馬には敵わないということ。