阪神11R 若葉S 芝2000m
◎アドマイヤフジ 1人気 1着
○シックスセンス
注エイシンニーザン
4角までは最後方、直線では大外ぶん回し。追い出してからは凄まじい末脚を見せるものの、レースっぷりが不器用すぎて、いまだに本賞金400万円。ここで2着に入れば皐月賞には出られるが、それでは大目標となるダービーの権利までは取れない。
父アドマイヤベガ、母アドマイヤラピス。スタミナは抜群で、東京のクラシックディスタンスは絶好の舞台だ。デビュー戦では、イブキレボルシオン(ゆきやなぎ賞)、ペールギュント(デイリー杯2歳S、シンザン記念)を相手に完勝している。父アドマイヤベガは昨年急死、同じ父を持つストーミーカフェも骨折で春を棒に振っただけに、この馬にかかる期待は大きい。ここは勝たなくてはならない一戦。
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相手は、重賞で善戦を繰り返すシックスセンスだけでいい。ラジオたんぱ杯2歳S、京成杯では、アドマイヤジャパンと差のないレースをしているし、前走のきさらぎ賞にしても、マキハタサーメットを楽に逃がしすぎたために展開が合わなかっただけ。
今回は、ケイアイヘネシー、シルクネクサス、テイエムヒットベ、コパノスイジン、エイシンニーザンと前に行きたい馬が揃っていることもあり、それほど遅いペースにはならないはず。暴走ラップとまではいかなくても、スローにはならないだろう。ストーミーカフェを失った四位騎手&シックスセンスにとっては、理想的な展開である。
よっぽどのことがない限り、2頭の一騎打ち濃厚。シンザン記念でペールギュントとハナ差の接戦を演じたマイネルハーティーは、少し距離が長すぎると思う。スローの2000mならいざ知らず、平均ペース以上が確約されてる今回はスルーされたい。
馬券は馬単で買いたいが、武豊人気でオッズが偏るようなら馬連で。
馬連 2-5 3000円 (確定版)