オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

第10回 シルクロードS   晴・良

1. ○ プレシャスカフェ   蛯名正義 ① 1:08.1
2. △ ギャラントアロー   幸英明  ⑥ 1/2
3. … トップパシコ     高山太郎 ⑩ クビ

∴ 的中馬券なし


ラップタイム

上り  4F 45.1 - 3F 34.2
12.3 - 10.7 - 10.9 - 11.2 - 11.3 - 11.7

好スタートを切ったギャラントアローが控え、シルヴァーゼットは後方から、おかげでトップパシコが単騎で逃げる展開に。前半4ハロンが45.1秒、芝1200mの重賞としてはスローペース。結果的に馬群は固まり、4角でごちゃつくことになる。


進路を求めて錯綜する後続を尻目に、トップパシコのラスト3ハロンは34.3秒。
それをトップハンデを背負いながら 33.7秒の末脚で交わしたのだから、プレシャスカフェは本当に強い。どんなペースでも楽に前にいけて、ゴール前ではしっかり交わす。デュランダルほどのキレる足はないが、デュランダルよりも器用に回れる。1200m戦は7戦7勝、これで高松宮記念王手と見ていいだろう。


ギャラントアローは逃げずに3〜4番手で待機、そこから34.0秒で上がって2着確保。年齢的な衰えなのか、近走ではテンが遅くなってきたので、逃げなくても競馬できるようになったのは好材料。ただ、時計的にも平凡だし、GⅠでも通用するかどうかは疑問。京都コースでは警戒が必要だと思うが、相手がこれ以上強くなるようだと…


■ Road to 高松宮記念

1着 プレシャスカフェ   58kg 直線鋭伸 | ☆☆☆☆☆
2着 ギャラントアロー   58kg 二位抜出 | ☆☆
3着 トップパシコ     53kg 逃げ粘る | ☆☆

一昨年・昨年の短距離王者デュランダルの回避が濃厚な現在、プレシャスカフェに逆らうのは無謀かもしれない。直線で少し窮屈になった時、隣りのゴールデンキャストを弾き飛ばして伸びてきた時は、素直に「強い」と思った。トップパシコもテンが速い馬だね。