第39回 共同通信杯 晴・良
1. ◎ ストーミーカフェ 四位洋文 ① 1:47.8 2. … ダイワアプセット 柴田善臣 ⑤ 2 1/2 3. … マルカジーク ペリエ ④ 1
∴ 的中馬券なし
ラップタイム
上り 4F 47.8 - 3F 35.4
12.9 - 11.4 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 12.2
スタートで好ダッシュを決めたストーミーカフェ、5馬身以上出遅れたニシノドコマデモ。この時点で結果は見えていた。馬群に取り付くのがやっとのニシノドコマデモに対して、ストーミーカフェは快調にラップを刻む。前半1000mの通過タイムが1分ちょうど、朝日杯FSで暴走した馬が、12秒台を3連続で挟めるほど気性面で成長した。
4角では後ろを振り返る余裕まで見せて、坂下まで待ってからラストスパート。58kgの斤量が心配されたが、結果的には2馬身半差をつけての“完勝”だった。心肺機能がタフで、変幻自在のペース配分は、アイネスフウジンを彷彿させる。
2着のダイワアプセットは、入線後に骨折が判明して予後不良。貴重なエルコンドルパサー産駒だけに勿体ない結果となった。マルカジークは実力は出し切っている。アーリントンカップあたりのメンツの薄い重賞なら連対できるかもしれないが、クラシック路線では厳しいだろう。ニシノドコマデモは、気性的によくわからない馬。“アテにしづらい”という意味では、お父さん(キングヘイロー)によく似ている。