オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

中山11R  第56回朝日杯FS  芝1600m

ストーミーカフェ   3人気 2着
ディープサマー
マイネルレコルト
ペールギュント


前日オッズでは、内枠に入ったペールギュントが少し抜けた一番人気。
札幌2歳Sの覇者ストーミーカフェは2番人気、あまり差がなくマイネルレコルト、外枠に入ったディープサマーが4番人気。マイネルレコルト京王杯2歳Sの5着敗戦でもっと人気が落ちるかと思っていたが、世間ではストーミーカフェと互角の評価らしい。別に「2歳GⅠで」ってタイプでもないし、展開的にも向かないと思うんだけどなぁ。





本命 ストーミーカフェ (55kg 四位洋文
函館芝1200mの新馬戦こそ2着に敗れたが、開催替わりの札幌の未勝利戦では、重馬場にも関わらず、1分29秒4というレコードタイムを叩き出して快勝。この時、0.4秒差の2着に退けたのが、ニシノドコマデモ*1 である。続く札幌2歳Sでは、素質馬ダンツキッチョウを抑えての逃げ切り勝ち。洋芝適性、2歳離れしたタフネスさ、類稀なるレースセンス、素直な気性面、出世する条件はすべて備えていると思う。軸不動。


対抗 ディープサマー (55kg 藤田伸二
そのストーミーカフェに唯一、土をつけたのがこの馬である。しかも、ほとんど追わずに1.2秒も千切ったのだから、芝1200mでの能力は底知れない。函館2歳Sは慣れない差す競馬を試みて、アンブロワーズ*2 の2着、久々だった京都2歳Sでは、800mの距離延長に戸惑いを見せながらも、ローゼンクロイツの0.4秒差の4着と善戦。上り3ハロンは33秒9だった。父はタイキシャトルだし、マイル戦はベストの条件。


単穴 マイネルレコルト (55kg 後藤浩輝
新潟2歳Sまでは無傷の3連勝。京王杯2歳Sでは出遅れて土がついたが、新潟でショウナンパントル*3スムースバリトン*4 相手に完勝していることもあってか、人気はそれほど落ちていない。*5 さて、今回は先行馬の数は揃っているが、それほど速い馬がいるわけでもないので、スローペースでよーい、ドン!という瞬発力勝負になってしまうとこの馬には厳しいかも。勝負が決したあとに猛然と追いこんでくるイメージ。


連下 ペールギュント (55kg 小牧太
伏兵の1頭にすぎなかったデイリー杯2歳Sでは、最後方からの直線一気でショウナンパントル以下を撃破、続く東スポ杯2歳Sでも、エアサバスニシノドコマデモといった強豪馬を完封している。新馬戦も負けたとはいえ、相手は怪物アドマイヤフジ*6 成績的には一番人気に押されてるのも頷ける。しかし、僕はそこまで信頼できる馬だとは思っていない。「展開が向かなそう」なことも理由の一つだが、僕が一番懸念しているのは馬体重の変動。*7 重賞で激走して、中2週で-12kgになった馬が、再度重賞で好走して、中2週でGⅠレースに挑む。それでも、あなたは信頼できますか?





まあ、アドマイヤフジがいない時点で「王者決定戦」でも何でもないのだが。
今年の2歳牡馬は全体的に小粒なので、このレースの勝敗がそのままクラシックに直結するわけではなさそう。順番的にもラジオたんぱ杯組が豊作の年だしね。*8

三連複 軸1頭(8)流し−2,7,15  計3点 1500円ずつ

*1:いちょうSを勝って、東京スポーツ杯2歳Sでも3着した実力馬

*2:先週の阪神ジュベナイルフィリーズで2着

*3:先週の阪神ジュベナイルフィリーズで1着

*4:いちょうS 2着をステップに、東京スポーツ杯2歳Sを完勝した

*5:むしろ、過剰人気気味!?

*6:僕は今年の2歳牡馬の最高傑作だと思っている

*7:新馬戦(512kg)→未勝利戦(508kg)→デイリー杯(518kg)→東スポ杯(506kg)

*8:このレースの覇者は、隔年でGⅠホースになるという法則。ザッツザプレンティアグネスタキオンアドマイヤベガメジロブライトタヤスツヨシ、・・・・