オオカミ少年 -超-

だらだらと当たらない予想を書き続けていたら元号が変わっていたの儀

京都11R  第21回マイルチャンピオンシップ  芝1600m

マイネルソロモン   9人気 4着
ラクティ
デュランダル
ファインモーションダンスインザムードメイショウボーラー


おそらく、スワンSと同じようなペースになるだろう。
ギャラントアローが1枠1番なら、すんなり逃げるはず。2番手はメイショウボーラー。そこそこ早いペースで流れて、直線は瞬発力勝負、最後はスタミナが残っているものが勝つ。生粋のスプリンターでは厳しい。芝1600m〜2000mに良績のある瞬発力に富む馬がこのレースのカギを握るはずである。





本命 マイネルソロモン (57kg 小牧太
そのスワンSで一番強い競馬をしたのがマイネルソロモン。3歳時には東京2000mのプリンシパルSで勝っているし、スタミナの不安もない。新潟で久々の勝利を挙げてから重賞でも成績が安定。父は2年前の勝ち馬トウカイポイントと同じウカイテイオー。GⅠでは少し足りない感じだが、人気馬に不安材料があり、大混戦の今回なら通用すると思う。


対抗 ラクティ (57kg ロビンソン)
19戦10勝、2着3回。*1 伊ダービーを含むGⅠ5勝の実績は、ジャパンカップに出ても遜色ないほど。問題は京都の時計勝負に対応できるかどうかだが、共和国大統領賞*2を 2分00秒1で走っているし、香港カップファルブラヴの2着*3 があれば大丈夫だろう。英国のクイーンエリザベスⅡSから約2ヵ月のローテーションもばっちり。これで前日発売5番人気なら美味しいと思う。


単穴 デュランダル (57kg 池添謙一
生粋のスプリンターでもないのに、スプリントGⅠ路線で好走を続けるサンデー産駒の異端児。距離がマイルに伸びること、淀みないペースになることはプラス材料。ぶっつけ本番だったスプリンターズSよりははるかに状態もよさそうだ。ただ、心配なのは現在の芝状態。先週のエリザベス女王杯でもそうだったように、現在の京都は馬場の真ん中が伸びる変則グリーンベルト。後方一気しかできないこの馬では、スイープトウショウの二の舞になる可能性がある。しかも、今週は芝刈りしてないだけに「瞬発力が消される」馬場になるかもしれない。能力だけならラクティにも引けはとらないとは思うのだが。


連下 ファインモーション (55kg 武豊
「遠征なし」「芝良馬場」ならば、連対率100%というワガママ娘も、ついに引退レースを迎えた。予定よりも1週伸びたが、芝2200mのエリザベス女王杯よりも、流れが速くなるマイル戦のほうがレースはしやすいはず。鞍乗も文句なし。それでもこの評価にとどめるのは、「ピークがすぎた」と思っているから。能力面よりも闘志の問題。詳しいことは札幌記念のレース回顧*4 を見て欲しい。


連下 ダンスインザムード (54kg ルメール
枠順が出るまでは本命にしようと思ってたが、内枠で上手く流れに乗れた天皇賞とは対照的に大外の15番枠を引いてしまった。調教を見る限り、特に疲れが残っているようにも見えないし、超スローにはなり得ないマイル戦のペースが合うのはたしかだが、前に馬を置かないと折り合えない馬だけにこの枠順は致命的。前日発売3番人気も見込まれ過ぎだし、「押さえ」評価が妥当かもしれない。


連下 メイショウボーラー (56kg 福永祐一
スワンSで強い競馬をしたもう1頭の3歳馬。単独2番手から4角先頭、上手く馬場の中央を抜け出すことができれば、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。まあ、この馬が連対するためには少し速めのペースになる必要があるのだが。





買い目は、本命の3着も想定してワイド中心で。

ワイド 4-3,5,7,11,15  計5点 600円ずつ
三連複 軸1頭(4)流し−3,5,7,11,15  計5点 200円ずつ