第45回 アルゼンチン共和国杯 晴・良
1. … レニングラード 横山典弘 ② 2:33.8 2. … テンジンムサシ 石神深一 ⑧ クビ 3. … スーパージーン 中舘英二 ③ アタマ
∴ 的中馬券なし
まあ、展開のアヤでしょ。「横山典弘が上手かった」ということ。
離れた番手から抜け出しにかかったスーパージーンを、瞬発力にモノを言わせた2頭があっという間に差し切った。スーパージーンも最後は差し返してはいるが、瞬発力勝負では如何にも分が悪い。それはサッカーボーイ産駒の宿命。
以下、ラップタイム。
上り 46.3 - 34.3
7.7 - 11.5 - 12.0 - 12.3 - 13.4 - 13.2 - 12.8 - 12.6 - 12.0 - 12.0 - 11.3 - 11.3 - 11.7
洋芝20cm、芝2500mの消耗戦で、ラスト3ハロンが34秒3ではどうしようもない。
この日の芝レースは、ハイペースで流れた3レースの新馬戦以外は全て前残り、逃げ馬が連に絡むスローの競馬ばかりだった。メインレースでも行く馬は見当たらない。それなら、前にいける馬から狙うのは決して悪い切り口じゃない。
しかし、レースは僕たちの想像した以上の超スローで流れてしまった。
逃げたニシノサブライムが34秒7、2番手のスーパージーンが34秒3、3番手のスウィフトカレントまでが34秒7上がっている。狂ってる。差し切ったレニングラードは33秒6、テンジンムサシに至っては33秒4。結局、瞬発力がない馬は全て沈んだというだけ。もちろん、こんなレースを制したところでジャパンカップに通用しない。
□
僕の本命 グラスポジションは、勝負所で置いて行かれてしまった。
まだまだGⅡで勝ち負けできるレベルにないのかもしれないが、それでも上がりは34秒1。これだけで評価は落とせないと思う。人気が落ちた次走は狙い目。